シンガポールの伊勢丹のシャケ弁当からインフレを考える

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ビジネス・マーケティング

皆さんこんにちは!海外在住外資系課長兼キャリアコーチのセレブレです。

今回は現地のお弁当に関するネタです。

筆者は現在シンガポール在住ですが、シンガポールでは日本食が非常に人気があり、ココイチやスシローと言った日本のチェーン店が進出したり、カレーやラーメンと言った人気メニューは現地のモール内のフードコートでも提供されています。またドンキホーテも営業しておりますが、日本の様な雑貨中心の店舗というよりも日本の輸入食材も販売する高級スーパーの様な位置付けになっています。(和食は基本的には現地の食事より高級な扱いになっています)

高級スーパーの伊勢丹も老舗スーパーとして営業しており、お弁当もデパ地下で販売しています。先日シャケ弁当を買いましたが、お値段がS$13.90でした。内容的にはごく普通のシャケ弁当ですが、日本円換算で約1600円と言うお値段で衝撃を受けました。残念ながら数年前と比較してどの程度値上げしたかデータはありませんが体感値として3割以上の値上げに感じられます。

なぜここまで値段が上がったかについて考察すると以下の要素が考えられます
- マクロ的な要素
    - 銀行の金利上昇に起因する店舗賃料の上昇
    - 原油の値段上昇に伴う原材料の輸送費の上昇
- ミクロ的(直接的)な要素
    - 原材料そのものの値上げ
    - 店舗賃料上昇に伴う値上げ
    - インフレ率以上の値上げ

特にインフレを見越しての値上げについては賃貸物件でも顕著であり、コロナ前と比較して50%以上の賃料値上げも珍しくありません。実際に生活コストの高騰でシンガポールに残るのが難しくなり、母国に帰国するホワイトカラーワーカーもニュースで報じられました。

日本でも物価上昇が出ておりますが、海外から比較するとまだまだ安く感じられるのまだ決して生活出来ないレベルにはなっていないと言う所が大きいでしょう。

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ここまで読んで頂き有難う御座いました!

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