添削事例|ズレてる小論文答案

記事
学び

1.課題

「小論文とは何か」について、あなたなりに400字以内で作文してみてください。

2.この添削例の狙い

小論文は、自分の意見を自由に書けば良いものではありません。

普段のおしゃべりだったら全くおかしくない内容でも、「合格する小論文を書くため」という目的の下では、ズレている不適切と評価されることが多々あるのです。

この添削例からは、そういったことを実感してもらえればと思います。

3.答案例

主張|小論文とは、思いを伝える手紙のようなものだと思います。
まとめ|小論文を通して、自分の思いをしっかり伝えられるようになりたいです。

4.添削例①

小論文とは、思いを伝える手紙のようなものだと思います。
「思いを伝える手紙」という比喩はオシャレですね。

実際に、こういう小論文答案はよく見ますし、学校の作文課題だったら、先生は褒めてくれると思います。

ただし、受験で「小論文とは何か」を考える場合、「小論文が何を求めている試験なのか」といった視点を無視できません

その観点では、「思いを伝える手紙」では、ズレた定義になってしまいます。

このように、受験小論文では、「課題文による制約」「出題趣旨による制約」「暗黙の誓約」が多数あります。

例えば、医学部小論文では、「今後医学部生になるにあたって」という意識で作成しなければなりません。

5.添削例②

小論文を通して、自分の思いをしっかり伝えられるようになりたいです。
小論文答案は、「理解力・構成力・文章力を審査してもらうもの」です。

そのため、「思い」では、出題趣旨からズレてしまいます。

一方、「意見」「考え方」「分析力」などであれば、出題趣旨からズレません。

この答案例の文章を活かすとすれば、「自分の意見をしっかり伝えられるようになりたいです」といった内容になります。

さいごに

今回の添削例では、「小論文でズレやすい内容」のほんの一部を紹介したに過ぎません。

実際の小論文では、「主張」「根拠」「説得」「まとめ」の全てを、ズレなく終えなければなりません。

また、気を付けなければならないのは、「ズレ」だけではありません。

リテラフルの講座では、小論文の考え方・書き方を、課題と添削を通して、1つ1つ確認していきます。

「小論文対策、これであっているのかな」
「実力アップ、実感できていないな」

そう感じている方、「小論文とは何か」から、丁寧にレベルアップしてみませんか?

良かったら、覗いてみてください。





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