1.はじめに
「小論文は自分の意見を自由に書くもの」「小論文には正解は無い」と思っている人は、少なくありません。
実際、そう教わったことがある人も多いでしょう。
だから、「とりあえず書いてみる」「何度も書き直す」といったような対策を、無計画に続けてしまいます。
そして、たくさん書いているのに伸びない、成長した実感が持てないまま本番を迎えるということになってしまいます。
残念ですが、「この課題で何を身につけるか」を意識しないトレーニングでは、英語・数学と同じように、小論文でも実力アップしないんです。
2.答案の作り方の比較
「あなたの推しを教えてください」という課題があったとしましょう。
小論文の訓練ができていない人は、「私の推しは●●です」と、単純に書き始めてしまいます。
それでは、行き当たりばったりの説得になってしまいます。
一方、小論文をしっかり訓練されている人は、「推しとは何か」という定義をしっかり考えてから書き始めます。
そして、どの段落で、何を伝えるかを、最初から整理してから書き出すことで、「評価されやすい説得」をしっかり選んでいくことができるのです。
3.書く内容の比較
例えば、「私の推しは、●●というYouTuberです」という内容で書く場合でも、「推し」の定義次第で、説得内容が変わります。
「単に好きな存在」として書き進めてしまうと、第2段落では、いかに好きかといったことや、単なる思い出のエピソードを書くことになりそうです。
「自分を精神的に支えてくれる存在」として書く場合、第2段落では、辛かった時・困った時に、どう支えになったのかを書くことになりそうです。
「自分の価値観に影響を与えた存在」として書く場合、第2段落では、「この推しの影響で始めたこと」などを書くことになりそうです。
このように、「推し」の定義一つで、答案の内容は、全く異なるものになります。
そして、「自分の価値観に影響を与えた存在」という方針で書いた方が、答案が書きやすそうですし、評価されやすい答案になります。
このように、小論文を得意にするためには、英語・数学と同じように、様々な技術を一つ一つ丁寧に訓練して、しっかり身につけていく必要があるのです。
さいごに
私たちは、全11講座、小論文の考え方・書き方を学べる課題を用意してあります。
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・これから何を意識すべきなのか
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