人は海王星の夢をみる①

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狐は、見上げた所にあるとても美味しそうな葡萄が欲しかったけれど、その葡萄はあまりに高い所にあって手が届かない。


だから

「どうせあの葡萄はすっぱくて不味いに違いない。」

そう考えることで自分を納得させた。







ここ最近ずっと自分の中の海王星の感覚を探していました。


私の海王星は山羊座7ハウスにあります。


海王星には夢や理想、幻想、まやかし、依存、消える。そんな意味があって。

山羊座は社会、地位、物質、現実的、ルール、責任とかいう意味があります。

7ハウスには結婚、パートナーシップ、人間関係をあらわします。


それぞれの意味は分かるけれど、全部を合体させると自分の中の感覚ではいまいち分からない。


それでずっとずっと海王星に思いを馳せていたのです。


ところが今日になって、ふと、ひらめきました。
その時のエピソードを綴っていこうと思います。


私にはパートナーがいます。
その彼とは、家を建てようかという話が出ていました。


彼はとても慎重に、けれど前のめり(私にはそう見える)に家を建てる土地探しをしています。


家を建てるために必要な知識を積極的に取り入れ、どんな間取りがいいか考えては、とても楽しそう。


良いと思った本やYouTubeを私にも見ろとすすめてくる。


ウキウキワクワクしても全然おかしくない、むしろウキウキして当たり前くらいの空気感の中で、私だけが心弾まない。


不思議だった。


私は家が大好きだし、間取りを考えるのも大好き。

大好きな要素しかないのに、ちっとも楽しみに思えない。


理由が自分でも分からなくて、ずっと不思議に思っていたのだ。



「どうしたの?なんで楽しくないの?」



自分に問いかけた。



その時ふっと思い出したのは、昔住んだ家。



その家は今も近所にあって、別の家族が住んでいる。


私の子どもと変わらないくらいの子がいる家族だ。



その家は、かつては私の夢が詰まった私の、いや、私たちの家だった。


住宅展示場を周り、1から間取りを考え、どんな雰囲気にするか、夫と2人で楽しみながら建てた家だった。


お気に入りのソファとテレビボード、こだわって遠くまでショールームまで行って決めたキッチンに、美しい柄のカーテン。


すべてが素晴らしくて、私の楽園だった。




けれども、私の楽園での生活は5年も続かなかった。


夫と離婚を決めたのだ。


そのまま住み続ける選択肢もあったけれど、シングルマザーに一軒家は贅沢すぎると思った。


家よりも、子どもたちの生活のクオリティが大切だと思った。


だから、断腸の思いで手放した。


幸いにも家を買ってくれる人が現れて、ローンもすっかりなくなり、本当に綺麗サッパリできた。


今でもあの決断は間違っていなかったと、自信を持って言える。


固定宮で物大事な牡牛座が一番大切な物を手放すには、それはそれは時間がかかったけれど、だからこそ、今でもその判断は間違っていなかったと思っている。


自分でもすっかり納得できたと思っていたのだ。


つづく。
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