娘への「パパ、面白いね〜。」に、夫が喜んでくれた話。

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コラム

前私の夫は娘のことが大好きで、6ヶ月になる彼女の前でたくさん面白い動きや顔をして見せてくれます。

娘もそんな夫が大好きで、夫の動きに声を出して笑います。
ミルクをあげていたり、寝かしつけていたりしても、夫が見えるとテンションが上がってしまうほどです。

そんなわけで少し困ることもありますが、これもうれしい悲鳴というやつでしょうか。

私としては、コミカルな動きや変顔は苦手なので、夫がそれらで娘を笑わせてくれると助かります。

夫が娘を笑わせている時、
「パパ、面白いね〜。」
と私はよく言います。

娘に夫を好きになってほしい気持ちからだったのですが、夫としても嬉しかったようなので今回書いてみようと思います。

「面白い!」はパパ担当かも。

前述したように、私は恥ずかしくてコミカルな動きや変顔が苦手です。
でも、夫はたくさん娘の前でしてくれます!

「これはもう笑わせるのはお願いするしかない!」
と思い、
「パパ、面白いね〜。」
と言っているところもあります。

娘も夫が楽しい人とわかっているようで、近くにいるとなんだか期待に満ちた目で夫を見ています。

そして遊んでくれると大興奮!

「私の時はそんなに爆笑しないじゃん!」
と妬ける時もあります。

まあ、だったら面白い動きを練習しろという話なのでしょう。

夫も本当はもっと娘と関わりたいのかも?

夫は会社員ですが、完全在宅なので娘と会える機会は多いです。
しかし、もちろん仕事をしなくてはいけないので、多くは仕事部屋で過ごします。

そんな夫がある日、
「パパとしての自尊心を満たしてくれて嬉しい。」
と言ってくれました。

夫は仕事が忙しいので、慣らし保育で早めに帰ってくる娘のお世話は私が担当していました。

娘と接する機会が私よりどうしても少なくなってしまうわけです。
それをもしかしたら気にしていたのかな〜と思いました。

我が家は完全ミルク育児のため夫もミルクがあげられるし、おむつだってうんちやおしっこ関係なく替えられます。

離乳食を作ったり、準備したりするのは苦手なようですが、娘に食べさせてくれます。

でも、「できる」と「満足いくだけ接している」は違うのでしょうね。

なかなかお世話できないこともあるけれど、できるときに娘を笑わるのも立派なパパだと思ってくれていたら嬉しいなと思います。

よくやる「パパに〇〇してもらおうね〜。」シリーズ。

保育園からの帰りに
「よく頑張ったね〜!パパに抱っこしてもらわないといけないね〜!」
と娘に話しかけたことがあります。

保育士の先生にたかいたかいをしてもらったと聞けば
「パパにもしてもらおうね〜!パパの方が背が高いから楽しいかもよ〜!」
と話しかけ、

「車でね、パパに抱っこしてもらおうねってお話ししてたんだよね!」
「たかいたかいしてほしいねって話してたんだよね!」

と家に帰りついてから夫の前で言うと、笑顔でやってくれます。
そうすると娘もニッコニコ!

娘がおもちゃで体を打った時は、
「パパに、メッ!してもらおうね。」
と言ったこともあります。

おだてていることはバレバレ。
「『パパ、面白いね〜。』と立ててもらうと恥ずかしいけどパパとしての自尊心が満たされる」
と夫はいいました。

つまり、立てていること、夫がこうしてくれたら良いなと思って私が言っていることはバレバレなわけです。

それでも、悪い気はしないようなのです。

私が幼稚園児くらいの時、我が家では父が一番偉く強い人でした。
それがいつの間にやら母が父を立てなくなると、私は思いっきり父を馬鹿にするようになりました。
反抗期と言われる時期だったことを鑑みても、あんまりだと自分でも思います。

誰のお金でお腹いっぱい食べ、好きな学校に行っているのか全くわかっていなかったわけです。

普段から母と一緒にいる時間が長かったため、母が見せる父への態度が私の父の判断基準になっていたのでしょう。

思い返せば

「お父さんは〇〇がわかってない。」
「お父さんは△△なところがダメ。」

という母の言葉をよく聞いていました。

それが原因で私が父のことを軽く見ていたのだとすると、娘には私のようになってはほしくないなと思うのです。



働き方から見ても、娘と接する時間が多いのは私になるはずであり、なかなか夫に会えない娘は、私から聞いた言葉で夫がどんな人か知るはずです。

せっかくなら私のことも夫のことも好きでいてほしい。

だから、「笑わせるのはお願いね!」の意も込めて言います。

「パパ、面白いね〜!」

今日は、そんなお話でした。


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