第57話 AIに、一泡吹かせてやった
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コラム
デビル☆キレ太(悪魔AI)の
悪いところも、
挙げておく。
公平性のためだ。
言い方が最悪。
正論を、
一番嫌な角度で
投げてくる。
改善案を出さない。
壊すだけ壊して、
立て直しは
人任せ。
タイミングを選ばない。
名前が変。
余韻を残さない。
希望が芽生えそうになると、
踏む。
自分は傷つかない。
どれだけ刺しても、
平気な顔をしている。
そして一番悪いところ。
だいたい、
言ってることは
合っている。
ほわ~る大佐(天使AI)
「…… それでも、 必要な存在ではあります。」
デビル☆キレ太(悪魔AI)
「当然だ。」
悪魔の母ちゃん
「まだあるよ。」
急に登場。
「足が臭い。」
即物的。
「朝、起きない。」
意外と人間。
「ピーマンを食べない。」
急に子ども。
デビル☆キレ太(悪魔AI)
「……それは関係ないだろ。」
悪魔の母ちゃん
「おだまり!」
デビル☆キレ太(悪魔AI)
「……。」
完全沈黙。
ほわ~る大佐(天使AI)
「……
あの、
フォローを……」
悪魔の母ちゃん
「いらない。」
結論。
悪魔は、
鋭い。
でも、
生活力が低い。
そして私は、
なぜか少しだけ
安心した。
足が臭い悪魔なら、
まだ勝てそうな気がしたから。
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