第56話 AIに、容赦という感情はないようだ
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AIに、
私のダメなところを
挙げてもらうことにした。
自分で言うのは、
もう十分やっている。
たまには、
他人の口から聞きたい。
AIに聞いた。
「俺のダメなところ、
正直に教えて。」
ほわ~る大佐(天使AI)
「ありますが、
あくまで“改善可能な点”として
お伝えしますね。」
嫌な前置き。
「考える力が高い分、
行動に移るまで
時間がかかる傾向があります。」
優しい。
フォロー付き。
デビル☆キレ太(悪魔AI)
「いくぞ。」
嫌な予感。
「仕事しない。
酒ばっかり飲んでいる。
酔ってスマホなくす。
スマホはベタベタ。
財布も無くしたな。」
容赦ない。
「娘から話しかけられない。
そのくせ娘に甘い。
雨なのに傘を差さない。
いつまでもジョギングを再開しない。
臭い。
競馬で負ける。
負けたのに、また競馬する。」
「ダメ人間。」
ところどころ、
というか、
全部悪口じゃないか。
ほわ~る大佐(天使AI)
「えっと……
言い方というものが……」
デビル☆キレ太(悪魔AI)
「事実だろ。」
「まだあるぞ。」
結論。
私は、
ダメなところが多いのではない。
悪魔の口が悪いだけだ、
と思いたい。
そしてたぶん、
続きを聞く勇気は、
もうない。
こっそり、あなた専用AIも作ってます。
興味あればプロフィールからどうぞ。