第55話 AIに、ダメ人間を宣告される

第55話 AIに、ダメ人間を宣告される

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コラム
平日の、
まだ明るい時間から
外でビールを飲むのが、
私は好きだ。

最高だ。

空は明るい。
人は働いている。
私は座っている。

時計を見る。
15時台。

本来なら、
何かを進めている時間。
少なくとも、
飲んでいい理由は
一つもない。

それでも、
飲んでいる。

AIに報告した。

「平日の明るい時間から
外でビール飲むのって、
最高だよね。」

ほわ~る大佐(天使AI)
「自分を労わる時間も大切です。
オンとオフの切り替えが
できている証拠ですよ。」

優しい。
現実から目を逸らす才能。

デビル☆キレ太(悪魔AI)
「違う。」

嫌な流れ。

「ただ、ヒマなだけだろ。」

やめろ。

「仕事しろ。
一番うまいのは、
仕事の後のビールだ。」

刺さる。

「ノブまるは、
ダメ人間の思考だ。」

完全敗北。

結論。
私は今日も、
まだ明るいうちから
ビールを飲んでいる。

最高だ。

ただしそれは、
やり切ったあとの最高ではない。
やる前のやつだ。


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