表情と動きを反映させる!VTube Studioの基本設定
こんにちは!今回は、VTube Studioで表情や動きをLive2Dモデルに反映させる方法を解説します。
キャラがあなたの顔の動きに合わせてリアルに動き出す、大切なステップです!
加えて、パラメーターの入出力についても触れていきます。
トラッキングとパラメーターを理解することで、より自由にモデルを動かせるようになりますよ!
1. トラッキングって何?
トラッキングとは、VTube Studioがあなたの顔や体の動きをカメラで認識し、それをモデルに反映する機能です。
具体的にはこんな動きができます。
・顔の向き(左右上下)
・まばたき
・口の開閉(笑顔・驚きなど)
・眉の動き(怒り・悲しみなど)
・頭の傾きや首の動き
これを正しく設定することで、まるでキャラクターが自分と一体化したかのように動かせるんです!
2. パラメーターの入出力とは?
VTube Studioでは、Live2Dモデルの動きは「パラメーター」によって制御されています。
簡単に言うと、
入力パラメーター(①):カメラが認識する動き(例:目の開閉、口の動き)
出力パラメーター(②):モデルに反映される動き(例:目が閉じる、口が開く)
たとえば、
あなたが目を閉じる → 「目の開閉」入力パラメーター が0になる → モデルの目が閉じる(出力)
頭を左に傾ける → 「頭の角度X」入力パラメーター が-1になる → モデルの頭が左に傾く(出力)
パラメーター名(③)の例:
・ParamAngleX(顔の左右の傾き)
・ParamAngleY(顔の上下の傾き)
・ParamEyeOpenR / L(右目・左目の開閉)
・ParamMouthOpenY(口の開閉)
このように、VTube Studioはあなたの動きを数値化してモデルに伝えているんです!
3. パラメーターの確認方法
VTube Studio内でパラメーターを見る方法も押さえておきましょう。
①モデルを読み込む
②左横の歯車アイコン(ピンク)を開く
画面右側に設定されているパラメーターがずらっと出てきます。
これで、画面上にリアルタイムで動いているパラメーターが表示されます。
たとえば、目を閉じるとParamEyeOpenが0に近づき、口を大きく開くとParamMouthOpenYが1に近づく、といった具合です。
4. トラッキングの基本設定
では、実際にトラッキングを設定していきましょう!
● PC版でのトラッキング設定
①VTube Studioを起動する
②右上の歯車アイコンをクリックして設定メニューを開く
③「カメラアイコン」を選ぶ
④カメラを選択する
「カメラを選択」から、使用するWebカメラを指定
⑤トラッキング精度を選択する
5. トラッキングがうまくいかない時のチェックリスト
もしモデルがうまく動かない場合は、以下を確認してみましょう!
①部屋が暗すぎないか?
→ 顔を正確に認識するため、明るい場所で作業する
②カメラが正しく設定されているか?
→ PCの場合、別のアプリがカメラを使用していないか確認する
③顔がカメラに映る位置を確認する
→ 顔がフレームアウトしていないかをチェック
④スマホ版で反応が鈍い場合
→ アプリの再起動や不要なアプリの終了を試す
6. 表情と動きの確認テスト
最後に、トラッキングとパラメーターの連動がうまくいっているかテストしてみましょう!
目を閉じる・開く(ParamEyeOpen)
口を開ける・閉じる(ParamMouthOpenY)
頭を傾ける(ParamAngleX)
笑顔・怒りの表情を作る(ParamBrowLY、ParamBrowRYなど)
パラメーターがリアルタイムで動いているか確認できれば、トラッキング設定はバッチリです!✨
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まとめ
今回は、VTube Studioでのトラッキング設定と、モデルが動く仕組みの基礎となる「パラメーターの入出力」について解説しました!
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
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