人間は感情豊かな生き物です。
相手とのコミュニケーションなどで、感情をだすことは決して悪いことではありません。
ただひとつだけ、勢いに任せて相手にぶつけてはいけない感情があります。
それが「怒り」です。
怒りのパワーはとても強く、本人も疲れてしまって冷静な判断ができなくなってしまったり、相手も驚いて傷つきコミュニケーションを拒否するようになってしまうことがあります。
小さな怒りでも継続的に投げつけ続ければ、相手が疲弊して去ってしまうこともあります。
でも怒りの感情は、自分に対して相手が侮辱してきたり、傷つく言動をされたり、先に怒りの感情をぶつけられたり、持たないのも難しい感情です。
喜怒哀楽と言われるように、人間の代表的な感情でもあります。
けれども怒りだけは、反射的に投げつけてはいけません。
怒りの感情に支配されてはならないのです。
これはどんな関係でも同じです。
恋人、夫婦、親子、友人。
なんなら相手が犬や猫であっても。
怒りの感情をもったら、深呼吸をしましょう。
そして、自分が何に怒っているのかを分析してみてください。
それは冷静に相手に抗議することはできませんか?
自分の思い違いの可能性はありませんか?
占いをさせていただいていると、別れの最初のきっかけに怒りの感情があることは、とても多いのです。
大切な人間関係です。
信用を失うのは一瞬でも取り戻すことは難しいのです。
爆発的、反射的に怒りをぶつけて壊してもいいものではないはずです。
深呼吸はアンガーコントロール(アンガーマネジメント)の最初の一歩は深呼吸です。
怒りを感じたら、深呼吸してみてください。