最近は恋愛結婚と同じように婚活をして結婚をされる方が増えつつあるようです。
私のところにも、婚活や婚活からの交際に悩みご相談をいただくことが増えました。
20代から30代は、婚活の悩みよりも恋愛の悩み相談が多いです。
まだ周囲にも既婚者が少なく、積極的に遊びに行く体力気力があるので、出会いが多いのだと思います。
40代以降は婚活についての相談が多くなってきます。
恋愛の相談を超えてはいないのですが、20代や30代の方からはほとんどきかないことを考えると、やはり「自然な出会い」に限界がきてしまうようです。
仕事でも責任のある地位につき時間はなくなるし、職場恋愛はセクハラやパワハラにならないようにすると、素敵な異性がいても声をかけにくくなってしまうのでしょう。
若い頃より財力はあっても遊びに行く体力気力がなくなり、休日は寝ていたくなってしまうことも多いのだろうと思います。
婚活で受ける悩み相談は、大きく分けてふたつあります。
1「婚活で出会った彼と交際しています。真剣交際なので結婚するかどうかそろそろ決めなければなりません。デートは楽しいのですが、結婚となると不安になります」
2「婚活で出会った彼と交際しています。でもコロナの自粛生活で会えなくなり、いつのまにかlineの返信もこなくなってしまいました。ブロックはされていないようで既読はつくのですがスルーされています」
このお悩み、自分が不安になって相手とのコミュニケーションを避けてしまうか、相手が不安になって避けられてしまうかの違いであって、根本にある問題は同じことが多いようです。
40代ともなると生活ルーティーンも決まっていて、そこそこ心地よい気に入った生活を手に入れていらっしゃいます。
パートナーが欲しくなって出会いを求めるものの、現状を変えることが怖くなってしまうのです。
なので男女ともに結婚したいと思いつつ、結婚が正解なのかわからなくなってしまうのです。
結婚は人生を大きく変えるポイントとなります。
居住地が変わることはもちろん、事情によっては転職や異動もあるでしょう。
住み慣れた地元から離れなくてはならないでしょう。
友人たちとも今のように気軽に会えなくなってしまうかもしれません。
趣味を制限されてしまうかもしれません。
相手と結婚や生活の価値観を話し合ううちに不安になってしまうのはしょうがないこと。
誰にでも理想の結婚生活があり、それをなんとか相手に受け入れてもらおうとしてしまいます。
これが一方的だと疎遠にされてしまうのです。
相手も同じ不安を抱えていることを理解して、お互いに譲歩できることを提案しましょう。
今までの独身生活を結婚後もすべて持ち込むことはできません。
相手もなにかを取捨選択して結婚生活を選ぶのです。
自分にも譲歩できない条件があるように、相手にも譲歩できない条件があるのです。
せっかくのご縁です。
相手を思いやって落とし所をみつけていきましょう。