自分と他人を比べた瞬間、見えなくなるもの

自分と他人を比べた瞬間、見えなくなるもの

記事
コラム

今日はクライエントさんの
お話をしますね。

結構、
共通する人も多いと思うお悩みです。


クライエントさんを
Bさんとします。


Bさんは専業主婦。

そんな中、旦那様を見てると度々
思うことがあるようで、

それが、
「私は何もできてない」
「夫がいなくなったら私は何もできない」
「自立できてない私」


そんな感情が
出てきてしまって、自分が嫌になる。
というお悩みでした。


このお悩み、
実は私もすごく共感することばかり。


というのも、私も妊娠中、出産してからは
働いてなくもちろん無収入。

家族で買い物に行くことにも引け目を感じ、
自分はいつも後回しで、
家事や育児はしてても私は何もできてない感覚。

今思えば、毎日罪悪感を抱いてた。

夫は仕事もちゃんとしてて、
メンタルも安定してて、
収入もある。

そんな、いわゆる
「ちゃんとしている人」を見たあとに、


働いてない自分、
お金を使ってるだけの自分、
感情が安定しない自分、



そこだけが
一気の自分の目に入ってきて
そのまま
「何もできてない私」になっちゃうんだよね。


そして、Bさんも
しっかり自分の日常を見てみると


家族の食材を買いに行って、
子どもたちの送迎をして、
洗濯も料理もする。



普通に見たら、
ちゃんとやってる。んだよね。
何もしてない、
何もできてないわけじゃない。


でも、
Bさんの中では
自分がした事は全部なかったことに
なってしまってる状態。


働いてない
稼いでない
自立できてない

日常で
そこに当てはまる自分が出てきた瞬間、


その日やってたことを
全部消してしまう。


家族の食材を買いに行ったことも
子どもたちの送迎をしたことも
洗濯、料理したことも


「いや、それくらい普通でしょ」
って扱いになってしまう。

だから、頭の中は


「結局、働いてないし」
「お金も生んでないし」
「ちゃんとしてないよね」

やっぱり私は。


ってなってしまう。

自分がやってたことよりも
できてないところの方を

本当の自分みたいに扱ってしまうんだよね。


だから、何をやっても
「何もできてない」に戻ってしまう。


ここで大切なのは、

何をやったかじゃなくて、
どの基準で自分を見ているのかってところ。


その基準が
「稼いでいるかどうか」
「自立してるかどうか」
「ちゃんとしてるかどうか」


ここにあると、
それ以外は全部消えてしまう。
だから、
何をやっても自分はできてない人。
になってしまう。


できてることも、
積み重ねてきたことも、
見えなくなってしまう。

そして、残るのは
「ダメな自分」


そして、厄介なのが
本当は
ちゃんとできてる自分、
やっている自分も
どこかで分かっているということ。



「何もできてないわけじゃない」
っていうのは本当は分かってるんだよね。

Bさんも本当は
子どものことちゃんとやってる!
家事だってやってる!
みんなが過ごしやすいように家を守ってる!

って自分でわかってるんだよね。

でも、それでも
「できていない自分」に上書きされちゃう。


これって、
能力の問題とかじゃなくて、
前提の問題なんだよね。


自分の価値を
どこで決めてるか。

ってところ。
ここがズレてると、どれだけやっても
自分を満たすことはできない。


できてるのに、
できてないことにする。


積み重ねてやってるのに、
ゼロにする。


ほとんどの人がその状態で
「もっと頑張ろう」
「もっとやらなきゃ」

ってなっちゃうから
どんどんしんどくなってきてしまう。


だから必要なのは、
もっとやることじゃなくて、
どこで自分を判断してるかを
見ることなんだよね。


「何もできてない」って思ったとき、
本当にそうなのかじゃなくて、
どの基準でそうなってるのか。

ここを見ないと、
ずっと自分の中の前提に
振り回される状態が続いてしまう。


できてるのに、
できてない人生になる。

というか、
できてない人生を
自分で作っていることになるんだよね。


ここは無意識だから気づいている人は
ほとんどいないけど、
実際はほとんどの人が
そうなっている場合が多い。

なので、
自分を自分がどう見ているのかって
すごく大切で必要なことなんだよね。

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