メンタルが不安定なまま仕事を続けるべきか。 判断するための3つの基準

記事
学び
1. メンタルが不安定なまま続けている人へ
「しんどい」と思いながら、
今日も仕事に行った。

心がしんどいことは
分かっている。

でも、
辞めていいのかも分からない。

「これくらいみんな経験していることかな」
「私が弱いだけかもしれない」
「もう少し頑張れば変わるかもしれない」

そう思いながら、
また明日も行く。

メンタルが不安定なまま
仕事を続けることが
正しいのか、
間違っているのか、
自分では判断できない。

その状態にいる人に向けて、
この記事を書きます。

一つだけ、
最初に伝えさせてください。
「続けるか続けないか」より
先に、
「今の自分の状態を正確に知ること」が
大切です。

判断は、
その後でできます。

2. なぜ「続けるべきか」が判断しにくいのか

先に答えを言います。

メンタルが不安定なとき
「続けるべきか」が
判断しにくいのは、
判断に必要な
「フラットな思考」が
すでに影響を
受けているからです。

心がしんどい状態では、
ものごとをゆがんで
見やすくなります。

「私なんかがいなくても誰も困らない」
「どこに行っても同じだろう」
「辞めたらもっと悪くなるかもしれない」

これらは、
疲弊した脳が
作り出している
思考のゆがみです。

つまり、
メンタルが不安定な状態で
「続けるべきか」を
判断しようとすると、
正確な判断がしにくい。

だから、
「今すぐ正しい答えを出そうとすること」より、
「今の状態を正確に把握すること」を
先にしてほしいのです。

3. 判断するための3つの基準

メンタルが不安定なまま
仕事を続けるべきかを
判断するための
3つの基準を紹介します。

基準①:
「消耗しているか、限界を超えているか」

消耗とは、
エネルギーが
減っている状態です。

休めば回復する。

仕事から離れると少し楽になる。

これは、
「疲れている状態」です。

限界を超えているとは、
休んでも回復しない。

何もしていないのに
涙が出る。

食欲や睡眠が
長期間崩れている。

体に症状が出ている。

この状態は、
「疲れ」ではなく
「体と心が助けを求めているサイン」です。

今の自分が
どちらにあるかを
まず確認してください。

「消耗」の状態なら、
次の2つの基準で
判断できます。

「限界を超えている」と
感じるなら、
まず医療機関や
信頼できる人に
相談することを
先に考えてほしいです。

基準②:
「続けることで回復するか、悪化するか」

仕事を続けながら、
状態が
少しずつ良くなっているか。

それとも、続けるほど
悪化しているか。

「先月より今月のほうが
しんどい」

「毎週月曜が前より辛くなっている」
このように
悪化の方向に
向かっているなら、

「続けること」が
回復の妨げに
なっている可能性があります。

逆に、
「波はあるけど全体としては
少し落ち着いてきた」

「職場の特定の状況だけが
しんどい」
という場合は、
環境を変えることで
回復できる可能性があります。

基準③:
「今の判断力をどのくらい信頼できるか」

「辞めたい」という気持ちが
あるとき、
それが
「冷静に考えた上での判断」なのか、
「消耗した状態が作り出している衝動」なのかを
確認してください。

確認の方法は
一つだけ。

「1週間後も同じことを思うか」
を待ってみる。

1週間後も
同じ気持ちなら、
それは衝動ではなく
判断に近い。

波が落ち着いた日に
「やっぱりここは合わない」と思うなら、
それは本物のサインです。

4. 「今すぐ離れることを考えてほしい」サイン

一点だけ、
正直にお伝えします。

以下のような状態にある場合は、
「続けるべきか」を
判断する前に、
今の状況から
離れることを
優先してほしいです。

・朝、起き上がれない日が続いている
・食事が取れない、または過食が続いている
・眠れない状態が2週間以上続いている
・自分を傷つけたいという気持ちが出ている
・「消えてしまいたい」という感覚がある

これらは、心と体が
限界を超えているサインです。

仕事を続けるかどうかより、
まず自分の状態を
守ることが先です。

かかりつけの医師や
メンタルクリニックへの相談、
または信頼できる人への
連絡を先にしてください。

仕事のことは、
状態が落ち着いてから
考えられます。

5. 採用担当者から見た「メンタル不調での転職」の話

ここで採用する側の
本音を話します。

転職者が思っていること:
「メンタルが不安定だった
ことを知られたら採用されない」
「休職歴や短期離職は
マイナスにしかならない」

採用担当者が
実際に見ていること:
「過去にメンタルでつらかった時期があるか」
ではなく、
「今、安定して仕事に向き合える状態か」を
確認しています。

つまり、
過去の状態より
「今の状態」を
見ています。
*採用担当として経験してきた中で、
「一度休んで整理してから転職活動をした人」のほうが、
面接での言葉が安定していることもありました。

消耗した状態のまま転職活動をしている人は、
面接でもその不安定さが言葉に出ます。

無理に続けながら
転職活動をするより、
状態を整えてから
動いた人のほうが、
結果的に
良い選択ができている。

これは、
採用担当として
何度も見てきた
実感です。

「心がしんどい状態での判断と行動」より、
「少し回復した上での判断と行動」のほうが、

その人の人生にとって
いい結果になることが多いです。

6. 整理して動き出した人の話

私が支援したクライアントの
話をします。
30代後半・男性・
教育関係の職場に
勤めていたUさんは、
「心がしんどくて仕事 限界と感じているが、
辞めていいのか分からない」という状態で
相談に来ました。

メンタルが不安定な状態が
半年近く続いていた。

「でも辞めたら逃げになる気がして」
「もう少し頑張れば変わるかもしれないと思って」

基準①で確認すると、
「休んでも回復しない」
「食欲がない日が続いている」
という状態で、
消耗を超えている
可能性がありました。

まず医療機関に相談することを
勧めました。

診断の結果、休養が必要と
判断されました。

2ヶ月間の休職を経て、
状態が落ち着いてから
改めて一緒に整理しました。

「今の職場の何が自分に合っていなかったか」
「次はどんな環境で働きたいか」
この言葉が揃った段階で
転職活動を始め、
勤務時間が
整っている職場への
転職を実現しました。

「あのとき無理に続けていたら、
もっとひどくなっていたと思う」
とUさんは言っていました。

7. 一人で判断しなくていい

最後に、
大切なことを
伝えます。

メンタルが不安定なまま
「続けるべきか」を
一人で判断しようとしないでください。

消耗した状態では、
判断がゆがみやすい。

「辞めたら負け」
「私が弱いだけ」
「もっと頑張れるはず」

これらは、
疲弊した状態が
作り出している
言葉であることが多い。

誰かに話すことで、
「自分の状態が思ったより限界に
近かった」と
気づく人は多いです。

心がしんどくて
仕事を限界と感じているなら、
今すぐ動く必要はありません。

でも、
一人で抱え込まないでほしい。

信頼できる人、
医療の専門家、
キャリアの相談相手——

誰でもいいので、
話しかけてみてください。

判断は、
その後でできます。

8. まとめ:「続けるべきか」は状態を知ってから

今日お伝えしたことを
まとめます。

消耗した状態では判断がゆがむ。
「続けるべきか」より
「今の状態を正確に知る」が先

3つの基準:
消耗か限界かを見分ける・続けることで回復するか悪化するか・
今の判断力を信頼できるか

限界のサインがある場合は
仕事の判断より自分の状態を守ることを優先する

採用担当者は「過去の状態」より「今の状態」を見ている

一人で判断しなくていい

メンタルが不安定なまま
仕事を続けることが
正しいかどうかは、
状態によって違います。

「続けながら回復できる状態」なら、
整理する時間を作ることが助けになります。

「限界を超えている状態」なら、
続けることより離れることを
先に考えてほしい。

どちらの状態であっても、
一人で抱えないでください。

あなたの状態を、
一緒に整理しましょう。

応援しています。

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