キャリアにモヤモヤしている30代女性へ。「やりたいこと探し」をやめると楽になる

記事
学び
本棚に、
自己啓発本が
何冊も並んでいる。

「やりたいことの見つけ方」
「強みを活かす生き方」
「好きなことで生きていく」

全部読んだ。

ワークシートも埋めた。
コーチングも受けてみた。

それでも
「これだ」という
感覚が来ない。

「私にはやりたいことが
ないのかな」

そう思うたびに、
なんか自分が
欠けているみたいな
気持ちになる。

30代にもなって、
まだ分からないのは
おかしいのかな。

この記事では、
元採用責任者として
10000時間以上の
転職支援をしてきた私が、

「やりたいこと探し」が
なぜ終わらないのかと、
それをやめると
何が変わるかを
お伝えします。

1. 「やりたいこと」を探し続けて、何年経ちましたか

「やりたいことが分からなくて」という
言葉とともに
転職相談に来る方は
たくさんいます。

話を聞いていくと、
多くの方が
数年単位で
探し続けています。

「3年前から自己分析しています」
「本は20冊以上読みました」
「セミナーにもいくつか行きました」

それだけの時間と
エネルギーをかけて、
まだ見つかっていない。

なぜでしょうか。

やりたいことが
見つからないのは、
探し方が
間違っているからです。

「やりたいこと」は
探して見つかるものでは
ありません。

経験の中から
生まれてくるものです。

探し続けるほど
焦りが増えて、
焦るほど
見つからなくなる。

このループから
抜け出すために、
まず「探す」という
行為をやめることが
必要です。

2. 「やりたいこと探し」が終わらない本当の理由

「やりたいこと探し」が
終わらない理由は、
3つあります。

①「完璧な答え」を求めているから
「これだ」という
確信が持てるまで
決めないでいる。

でも、
経験してみないと
「これだ」とは
分かりません。

食べたことのない料理が
好きかどうか、
食べてみるまでは
分からないように。

やってみるまで
分からないことを、
やる前に
確信しようとしているから
終わらない。

②「やりたいこと=天職」だと思っているから
「やりたいこと」を
見つければ、
毎日が充実して
お金も入ってきて
人生が輝く。

そういうイメージで
探しているから、
ハードルが
上がりすぎている。

「やりたいこと」は
そんなに
劇的なものじゃない
かもしれません。

③「内側だけ」で探しているから
自己分析本を読んで、
一人で考え続けている。

でも人は
行動した経験からしか
「好き・嫌い」を
正確に把握できません。

考えるだけでは
答えは出ません。

3. やりたいことがないのは、欠陥じゃない

「30代にもなってやりたいことが
分からないのはおかしい」と
思っている方へ。

全くおかしくありません。

データではありませんが、
転職相談の現場で
感じていることとして、

「やりたいことが明確にある」という方より
「よく分からない」という方のほうが
圧倒的に多い。

しかも、
「やりたいことが明確」と
言っていた方が

転職後に
「思っていたのと違った」
となるケースも
少なくない。

つまり、
「やりたいことが分からない」
という感覚はとても普通のことで、
かつ正直な状態です。

問題なのは、
「やりたいことがない自分」
を責め続けることです。

それがモヤモヤを
重くしています。

やりたいことがないのは
欠陥ではありません。

まだ経験が
少ないだけかもしれない。

整理が
足りていないだけかも
しれない。

4. 「嫌なことの言語化→価値観の整理→方向の特定」やりたいこと探しに代わる3ステップ

「やりたいこと」の代わりに
何をすればいいか。

3つのステップを
お伝えします。

ステップ1:
嫌なことを言語化する
「やりたいこと」より
「嫌なこと」のほうが、
圧倒的に言語化しやすい。

今の仕事や
これまでの職場で、
「これは嫌だ」と
感じた場面を
全部書き出します。

「自分の意見が通らない環境」
「成果が見えにくい仕事」
「変化が少なくて成長できない職場」

これらは
「やりたいこと」の
裏返しです。

「嫌なこと」の反対が、
「自分が求めているもの」
に近い。

ステップ2:価値観を整理する
書き出した「嫌なこと」から、
「自分が大事にしていること」
を見つけます。

「自分の意見が通らない環境が嫌」
→自律性を大事にしている。

「成果が見えにくいのが嫌」
→貢献の実感を大事にしている。

「成長できないのが嫌」
→学びと挑戦を大事にしている。

これが価値観です。
価値観が分かると、
「どんな環境で働きたいか」が
見えてきます。

ステップ3:方向を特定する
価値観に合う
働き方・環境・職種を
考えます。

「やりたいこと」を
決めるのではなく、
「自分の価値観に合う方向」を
決めるだけでいい。

この違いは大きい。

「やりたいこと」は
見つからなくても、
「自分の価値観に合う方向」なら
決められます。

5. キャリアは「探すもの」じゃなく「作るもの」
「やりたいこと探し」を
やめた後に
大事な視点を
お伝えします。

キャリアは
「探すもの」では
ありません。

「作るもの」です。

「完璧なやりたいことを見つけてから動く」
のではなく、

「自分の価値観に合う方向に
まず動いてみる」。

動いた先で
経験が生まれて、
経験から
「これが好き」
「これは合わない」
という感覚が育ってきます。

その積み重ねが
キャリアになります。

「やりたいことが見つかるのを待つ」
のではなく、
「動きながら見えてくるものを
拾っていく」。

この姿勢に変わると、
モヤモヤは
軽くなります。

完璧な答えを
出してから動く必要は
ありません。

「この方向なら間違いではなさそう」
という感覚で十分です。

6. 「やりたいことが見つからない」と悩み続けた30代女性が、モヤモヤを手放した話

実際に支援した方の
話をお伝えします。

「やりたいことが分からなくて、
3年間ずっとモヤモヤしています」
という言葉とともに
相談に来た
30代の女性でした。

自己分析本を
10冊以上読み、

ワークショップにも
参加したが、
答えが出なかった。

一緒にやったのは、
「やりたいこと探し」を
やめることでした。

「嫌なことは何ですか?」という
問いから始めました。

すぐに言葉が出てきました。
「誰かの指示通りに動くだけの仕事」
「自分の仕事が誰かの役に立っているか
見えない仕事」
「毎年同じことを繰り返す仕事」

3つの「嫌なこと」から、
3つの価値観が見えました。

自律性・貢献の実感・成長の機会。

「この3つがある環境に行けば
いいんですね」と
彼女は言いました。

3年間の
「やりたいこと探し」が、
30分で
終わりました。

その後、
自律性があり
成果が見える職種に
絞って活動し、
2ヶ月で内定が出ました。

「やりたいことはまだはっきり
分からないけど、毎日が楽しいです」と
言っていました。

7. 「なりたい自分」より「ありたい自分」を考える

もう一つ、
視点を変える
ヒントをお伝えします。

「やりたいこと探し」に
疲れた方に
おすすめの問いがあります。

「なりたい自分」
ではなく、
「ありたい自分」を
考えること。

「なりたい自分」は
職業や肩書きに
なりがちです。

「コンサルタントになりたい」
「管理職になりたい」

でもこれは
「手段」であって
「在り方」では
ありません。

「ありたい自分」は
違います。

「自分で考えて動いている自分で
ありたい」

「誰かの役に立っていると
感じられる自分でありたい」

「成長を感じられる自分で
ありたい」

これは
職業ではなく
「状態」です。
「状態」が

決まると、
その状態を
作れる環境・職種が
見えてきます。

「やりたいこと」より
「ありたい状態」のほうが、
答えが見つかりやすい。

8. まとめ|やりたいことは、探さなくていい

ここまで読んでいただいて、
ありがとうございます。

今日お伝えしたことを
整理するとこうなります。

「やりたいこと探し」が
終わらないのは、
意志が弱いからでも
感度が低いからでも
ありません。

探し方が
違うからです。

やりたいことは
探して見つかるものでは
ありません。

嫌なことを言語化して、
価値観を整理して、
方向を特定する。

この3ステップで
「やりたいこと」の代わりに
なる指針が見えてきます。

キャリアは
探すものではなく、
作るものです。

完璧な答えを
出してから動く
必要はありません。

「この方向なら間違いではなさそう」
で十分です。

やりたいことが
見つからないまま
何年も過ごすより、
価値観に合う方向に
まず動いてみる。

その先に、
「これが自分の仕事だ」
という感覚が育ってきます。

やりたいことは、
探さなくていい。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら