はじめに
本記事は、「中小企業省力化投資補助金(一般型)」の記事となります。
大切なことなので、先にご説明しますと、一般型は、「単なる自動化・効率化」を支援する補助金ではありません。
自動化・効率化によって、人の手を空ける。その手を、もっと生産性の高い業務に割り当てる。それによって、「平均賃金」と「賃金総額」を高めていく。
こういう目的の補助金です。
よく「効率化して、人件費を削減」というご相談を頂きますが、それでは採択されないということは、先にお伝えしておきます。
それでは、内容に入っていきましょう。
1.補助対象経費を確認する
●機械装置・システム構築費
●運搬費
●技術導入費
●知的財産権等関連経費
●外注費
●専門家経費
●クラウドサービス利用費
なお、開発した機械装置・システム構築費には、以下のような対応をする必要があります。
こういった内容は、「公募要領」には書かれていません。採択者向けの「実績報告の手引き」に書かれています。
ハードル高めの高額補助金ですから、事前に「実績報告の手引き」まで見ておくことをお勧めいたします。
2.様式3「省力化計算シート」(別紙1)を作成する
本補助金で、最も大切な書類が、「様式3「省力化計算シート」(別紙1)」です。
この「別紙1」では、補助金を利用した前後の業務フローを整理します。Before/Afterをチェックして、有効な省力化であることが確認できて、初めてその他の検討に進む価値があります。
3.審査基準・採択事例などを確認する
「中小企業省力化投資補助金」の審査基準は、第4回公募分に関する公募要領では、p26~28に記載があります。
●4-5.事業計画書への記載事項
●5-1.書面審査
ここに、どんな内容で記載すべきか、どんな視点で作成すべきかが書かれています。
なお、計画書は、WORDやPowerPointなどで作成して添付しますが、枚数制限はありません。公募要領には以下のように記載があります。
事業計画書は、A4 サイズで 可能な限り簡潔な事業計画書の作成にご協力ください。記載の分量で採択を判断するものではありません。
実際には、A4の資料7~8枚程度で採択されています。
4.いざ、計画書作成へ
公式ホームページでは、「参考様式 事業計画書(その1・その2)」がダウンロードできます。このファイルでは、必要項目が網羅できるようになっています。
ただし、事業計画書の構成は事業内容によっても大きく変わるものですし、このファイルが使いやすいわけでもありません。
オリジナルの書式で、構成は網羅しつつ、必要な図表・画像などを盛り込みながら、丁寧に作ることをお勧めします。
さいごに
本補助金は、ゴールから逆算して、情報を揃えていく、作文の要素が少ない、本当に事業計画らしい計画書が必要です。
業務フローの整理の仕方で、申請の可否・採択の確率が大きく変わります。計画書作成準備段階の、丁寧な確認が非常に重要です。
本補助金を申請する方は是非、ご相談くださいませ。あなたからのご相談、心よりお待ち申し上げます。