【2023.03.09】受験のノウハウを教えることについて

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受験のノウハウを「教えて欲しい」と「教えたくない」

公立高校の受験がそろそろ本番またはちょうど終わったところ
のようで、兵庫県は10日なんて話を聞きました。明日ですね。
受験勉強は壮大なテスト期間のようなもので、その間に
自分のあらゆる時間を犠牲にして、勉強にまい進するなんて
人も多いと思います。

受験を終えられた方ならわかると思いますが
上位のクラスでの学習、難解な問題集への取り組み、模試のテスト結果
これらが結果と連動しているばかりではないということ
です。

受験を終えられた方は
何を、どのように、どれくらい、どんな気持ちで、頑張ったか
なんてことは「教えてくれません」
というより、「教える理由」がないのです。

なぜ?受験ノウハウや体験を教えてくれないのか?


合格した親御さんに、これから受験する親御さんが質問されているのを
ちらっと横耳で聞いたことがあります。

これから受験親御さん「合格されたんですって。おめでとうございます。」
合格親御さん「ありがとうございます。」

以降(これから)と(合格)と表記。

これから「大変だったでしょー。うちも受験したいなと思ってるんです。
どこの塾?いってたんですか?」
合格「●●駅の近くにある、塾ですよ」
これから「そこなら▼▼■▼塾ですよね?へー、入塾するだけでもすごい」
合格「いえいえ(どうして、うちの子合格したってしってるんだろ。塾は鞄見てバレてたのか。。。)」

これから「どのコース通われてたんですか?」
合格「あ、ごめんなさい。もう、ちょっと行かないと。また今度」

これから「はーい、またね。(教えてくれてもいいのに。秘密にしても意味ないのにね)」

というくだりです。

教えないのではなく、教えたくないのです。

一生懸命努力して手に入れた結果、そこに付随しているプロセスを
なぜ、よその家の親御さんに教えないといけないのか、という心理です。
いやいや、そんなセコイ人なんていないよ。
聞いたら教えてくれるものよ。なんて思われる方は、身近なお友達に
聞いてみてください。
・どんな塾に行ってた?どんなコース?
・月謝はいくらぐらい?
・夏期講習は色んな塾掛け持ちした?
・テキストは何を使った?
・どれくらいのやりこみをした?
・学校の成績、内申書はどう意識して取り組んだ?
・面接ってあったの?
・学校説明会で確認しておくことは?
・一日何時間勉強した?
・何時に寝て、何時に起きてた?
・朝ごはんはパン?ごはん?
・どの教科に時間をかけて取り組んだの?

ぱっと答えられるシンプルな問いに対しても、
クロージングしたいという気持ちが働きます。

このしんどさの「ショートカット」は
その親後さんにとっての、財産だからです。
そんな大切なものを、ホイホイと人に与えません。

親の情報戦は始まっている

不安をあおるつもりもなく、(この程度のことが不安になることも
ないとは思いますが)ただ、親の受験ってのは存在します。

情報を「線」ではなく「面」で取りに行くということです。
断片的でつながらない無機質な情報ではなく、
・こういうことで、困っている
・そのために必要なことはなにか?
・その必要なことは、どこで入手できるか?

そのときに、合格した親御さんから、情報入手するというルートは
あまり正しくないというか、入手できないことが多いと思います。

情報入手のルートは
●ネット記事(正確性は担保できない・一方通行になることが多い)
●SNS(教えてもらえないこともある)
●塾(面談等で相談すれば、最新の情報を教えてもらえる<はず>)
●家庭教師(ちょっと情報が古いが、教えてはもらえる<はず>)
●小学校の先生(僕は教えてもらえなかった)

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