受験のノウハウを「教えて欲しい」と「教えたくない」
公立高校の受験がそろそろ本番またはちょうど終わったところ
のようで、兵庫県は10日なんて話を聞きました。明日ですね。
受験勉強は壮大なテスト期間のようなもので、その間に
自分のあらゆる時間を犠牲にして、勉強にまい進するなんて
人も多いと思います。
受験を終えられた方ならわかると思いますが
上位のクラスでの学習、難解な問題集への取り組み、模試のテスト結果
これらが結果と連動しているばかりではないということ
です。
受験を終えられた方は
何を、どのように、どれくらい、どんな気持ちで、頑張ったか
なんてことは「教えてくれません」。
というより、「教える理由」がないのです。
なぜ?受験ノウハウや体験を教えてくれないのか?
合格した親御さんに、これから受験する親御さんが質問されているのを
ちらっと横耳で聞いたことがあります。
これから受験親御さん「合格されたんですって。おめでとうございます。」
合格親御さん「ありがとうございます。」
以降(これから)と(合格)と表記。
これから「大変だったでしょー。うちも受験したいなと思ってるんです。
どこの塾?いってたんですか?」
合格「●●駅の近くにある、塾ですよ」
これから「そこなら▼▼■▼塾ですよね?へー、入塾するだけでもすごい」
合格「いえいえ(どうして、うちの子合格したってしってるんだろ。塾は鞄見てバレてたのか。。。)」
これから「どのコース通われてたんですか?」
合格「あ、ごめんなさい。もう、ちょっと行かないと。また今度」
これから「はーい、またね。(教えてくれてもいいのに。秘密にしても意味ないのにね)」
というくだりです。
教えないのではなく、教えたくないのです。
一生懸命努力して手に入れた結果、そこに付随しているプロセスを
なぜ、よその家の親御さんに教えないといけないのか、という心理です。
いやいや、そんなセコイ人なんていないよ。
聞いたら教えてくれるものよ。なんて思われる方は、身近なお友達に
聞いてみてください。
・どんな塾に行ってた?どんなコース?
・月謝はいくらぐらい?
・夏期講習は色んな塾掛け持ちした?
・テキストは何を使った?
・どれくらいのやりこみをした?
・学校の成績、内申書はどう意識して取り組んだ?
・面接ってあったの?
・学校説明会で確認しておくことは?
・一日何時間勉強した?
・何時に寝て、何時に起きてた?
・朝ごはんはパン?ごはん?
・どの教科に時間をかけて取り組んだの?
ぱっと答えられるシンプルな問いに対しても、
クロージングしたいという気持ちが働きます。
このしんどさの「ショートカット」は
その親後さんにとっての、財産だからです。
そんな大切なものを、ホイホイと人に与えません。
親の情報戦は始まっている
不安をあおるつもりもなく、(この程度のことが不安になることも
ないとは思いますが)ただ、親の受験ってのは存在します。
情報を「線」ではなく「面」で取りに行くということです。
断片的でつながらない無機質な情報ではなく、
・こういうことで、困っている
↓
・そのために必要なことはなにか?
↓
・その必要なことは、どこで入手できるか?
そのときに、合格した親御さんから、情報入手するというルートは
あまり正しくないというか、入手できないことが多いと思います。
情報入手のルートは
●ネット記事(正確性は担保できない・一方通行になることが多い)
●SNS(教えてもらえないこともある)
●塾(面談等で相談すれば、最新の情報を教えてもらえる<はず>)
●家庭教師(ちょっと情報が古いが、教えてはもらえる<はず>)
●小学校の先生(僕は教えてもらえなかった)
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