桜の苦い思い出が、やわらいだとき
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コラム
こんにちは、
目標達成コーチ®yokoです。
このブログでは、
「このままでいいのかな…」と立ち止まるとき、
思い込みや“ちゃんと”をほどきながら、
自分らしい生き方を見つけるヒントを
お届けしています。
今回は、
「過去の記憶に残る苦い思いも、
時間の中で少しずつやわらいでいく」
ということについてお話しです。
桜の季節になりました。
あなたの「桜にまつわる思い出」は、
どんなことでしょう。
桜は、
うれしい記憶だけでなく、
少し切ない気持ちを
そっと呼び起こすこともあります。
時間が経っても、
ふとしたきっかけで思い出して、
胸がきゅっとなるようなことも。
私はこれまで、
桜の季節になるたびに、
少し胸が痛むことがありました。
桜と、父との時間
数年前のこと。
父が入院していた病院は、
小さな公園に隣接していて、
入り口のすぐ前に桜が咲いていました。
その日は、
やわらかな光が差し込んで、
春の風が静かに通り抜ける、
あたたかいお花見日和でした。
病室から少し移動すれば、
満開の桜を見ることができる。
「お花見に行こうよ」と声をかけた私に、
父は
「桜は見なくていい。来年見るから」
そう言って、
車いすにも乗ろうとしませんでした。
私はそれ以上何も言えず、
そのまま病室で過ごしました。
結局、父は
翌年の桜を見ることはありませんでした。
それからは、
桜を見るたびに、
あのときのやり取りが浮かんで、
胸が少し痛んでいました。
同じ桜なのに、違って見えた日
でも今年、
同じように桜を見ているのに、
少し違う感覚がありました。
風に揺れる花びらや、
やわらかい光の中で、
心が静かにほどけていく
そんな感覚です。
毎年見ている桜なのに、
感じ方が違う。
出来事は変わらなくても、
自分の内側は、
少しずつ動いていたのです。
少しずつ、やわらいでいくもの
無理に変えようとしなくても、
時間の中で、
感じ方はやわらいでいく。
そう思えたとき、
少しだけ安心した気がしました。
もし今、
何かを思い出すたびに
胸が苦しくなることがあっても、
その感じ方も、
きっと時間の中で
少しずつ変わっていく。
そのままで、いい時間もあります。
無理に整えようとしなくても、
気づけば少しずつ、
感じ方が変わっていることもあります。
もし、ふと余裕が出てきたときは、
少しだけ視線を上げてみる。
いつもと同じ場所でも、
どこかやわらかく感じる瞬間が、
見つかるかもしれません。
まとめ
出来事は変わらなくても、
感じ方は少しずつ変わっていきます。
無理に変えなくても、
時間の中で、
“やわらいでいくもの”もある。
その変化は、
とても静かで、
気づかないうちに起きています。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また次回、
水曜日にお会いしましょう。