こんにちは。
塩屋むつみです。
私は心と体のお悩み相談役として
活動しております。
今日は私の失敗談。
ほろ苦い過去のお話。
もし似たような経験がある方には
「私だけじゃないんだ」
と思っていただけたら幸いです。
私が25歳くらいの頃、
初めて本気でネットで恋をしました。
相手は当時40歳くらいの男性で
雑誌の編集をしている方でした。
(私は物書きに弱いのです。)
彼とはネット上でたまたま知り合って
スカイプで連絡を取り合うようになりました。
頭の回転が速く、思慮深くて、
よく私のちっぽけな悩みを聞いては
思いがけない視点から明快なアドバイスをくれました。
私はそんな彼に甘えすぎてしまったのです。
当時の私は愚痴ばかりで
忙しい彼の手を煩わせていました。
今思えば、仕事で時間がない中、
家族の問題も抱えつつ
それでも時間を割いて私の話を聞いてくれていたのです。
それを顧みず、
私はその日も延々に愚痴っていました。
かなりヤケになっていて、
何を口走ったのか覚えていません。
そしてとうとう、
「いい加減にしろ」
と怒られてしまいました。
まさに堪忍袋の緒が切れたという感じでした。
通話は一方的に切られ、
それ以降一切連絡をとることができなくなりました。
最初は信じたくなくて
何度も謝罪のチャットやメールを送りました。
でも無駄でした。
おそらくスカイプもメールもブロックされたのでしょう。
そして私は彼のことを考えることをやめました。
所詮、ネット上だけでの顔も知らない繋がりです。
しばらくすると自然と彼への思いも薄まり、
私は何事もなかったかのように
彼と出会う以前のネット生活に戻りました。
けれど、今でもときどき彼のことを思い出します。
嫌われるのは辛いし、どう考えてもいい経験ではありません。
ただ一つ、学べることがあったとすれば、
相手の気持ちは
自分ではどうにもできない
ということを
体感したということでしょうか。
失恋で整理のつかないお気持ちもお聞きします。
一緒に心の整理をしていきましょうね(*^^*)