呼吸筋ストレッチ

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ライフスタイル

運動している時や感情的になって
呼吸が乱れていない時は
息を吐く時は筋肉はほとんど働かず受動的。
息を吸う時は安静時は
横隔膜だけ収縮し下降します。

しかし姿勢が悪かったり
筋膜が癒着していたり
筋肉や周りの肉が硬かったりすると
正しい呼吸はできていません。

ただ普段私たちは意識しなくても
呼吸できているので自分の呼吸について
きちんとできているのか気にしません。
いきなり姿勢が悪くなるのではなく
徐々に習慣にそれが習慣になっているので
変化に気が付いていないだけなのです。


【呼吸筋ストレッチ】

※ゆっくり呼吸することを心掛けて下さい
体の力を抜いて両足は肩幅に開きます。
座って行う場合は椅子に浅く座ります。

①僧帽筋ストレッチ
●吸う時に肩をあげ、吐く時に肩をおろす。
●吸いながら肩を後ろに回し、戻す時に吐く。
※僧帽筋…
首から肩、背中にかけて広がる菱形の筋肉

②鎖骨下筋ほぐし
鎖骨の下を数か所に分けて
小さく円を描いて皮膚を緩める。

③前鋸筋ほぐし
●脇下辺りに手を当て1か所10秒ほど
優しく横にスライドさせ皮膚を動かす。
上から少しずつ下に位置を変えて
一番下の肋骨の位置まで皮膚を緩める。
●同じ場所を今度は縦方向に皮膚を緩める。
※前鋸筋…
肋骨~肩甲骨にまたがっている筋肉

小胸筋ほぐし
●小胸筋に指4本を当て
横にスライドさせて優しく皮膚を緩める。
●人差し指、中指、薬指を
脇の窪み(肩甲骨と肋骨の間)に差し込み
小胸筋をぐっとつまむ。(結構痛いです)
吸いながらゆっくり腕を後ろに回し、戻す時に吐く。
※小胸筋…
脇と鎖骨の間にある窪みの内側

⑤反対側も③と④をやる
③と④を片側のみやった後
左右の違いを感じてみてください。

⑥胸鎖乳突筋、肩甲挙筋、僧帽筋ストレッチ
両腕を水平に伸ばし、手のひらを上に向ける。
その状態から脇がしまるくらいに肘を曲げ
手を後ろへ引き、更に肩甲骨を後ろに引く。
(背筋が伸び、胸が開いている感じがあればOK)
この姿勢をキープしながら
首を上下、左右、斜め上、斜め下に伸ばす。
肩が上がらないようにじっくり傾ける。
伸ばす時に吸い、戻す時に吐く。
※胸鎖乳突筋…頸部にある筋肉
肩甲挙筋…頸椎と肩甲骨を繋ぐ筋肉

⑦菱形筋ストレッチ
顔は正面を向き、両手を体の後ろで組む。
ゆっくり息を吸い込んだら
吐きながら手を斜め下へ伸ばす。
※菱形筋…背骨と肩甲骨を繋いでいる筋肉

⑧腹斜筋ストレッチ
両手を頭の後ろで組み息を吸いながら体を傾け
体側を伸ばしたまま10秒キープ。(息は止めない)
息を吐きながら姿勢を戻す。
右と左を交互にやる。
※腹斜筋…脇腹の位置にある筋肉

⑨横隔膜ほぐし
鳩尾辺りから下腹部まで手のひらで撫で
皮膚を緩めたら椅子に座るか正座をする。
肋骨下に指を入れ、ゆっくり息を吐きながら
前屈みになり指を奥に滑り込ませる。
息を吸いながら上体を起こす。
体の中心から外に向かって数か所ほぐす。
(食後はNG。無理はしないように)


他にもいろいろありますが
誰にでもできそうなものを選んでみました。

呼吸筋やその周りの筋肉を動かすと
1回の呼吸でたくさんの空気を取り込めますし
結果的に肩こりや冷え性になりにくくなり
代謝が上がるので体重が減るメリットも!

全部やらなくても
できる時にできることを
続けてみてくださいね♬



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