こんばんは。
軍師系FPのコウダイです。
孫子の兵法、第9回。
前回は、状況の変化に合わせて臨機応変にプランを書き換える「九変」の大切さをお話ししました。
変化に対応するためには、そもそも「今、何が起きているのか」を正確に見極める必要があります。
未知の領土を進むとき、どのように周囲を観察し、どこに身を置くべきか。その具体的な教えが、今回ご紹介する「行軍篇」です。
■ 孫子の教え:敵の動向は「わずかな兆候」に現れる
原文:「鳥の立ちのぼるものは、伏(ふく)なり。獣の驚き走るものは、覆(ふく)なり」
「鳥が一斉に飛び立つのは、そこに伏兵が潜んでいる証拠だ。野生の獣が驚いて走り出すのは、敵が奇襲を仕掛けようと隠れている証拠だ」という意味です。
優れた軍師は、敵の姿が直接見えなくても、自然界の「わずかな変化(サイン)」を見逃さずに危険を察知します。そして、常に「高くて日当たりの良い、安全な場所」を選んで陣を敷きます。
■ AIの視点:現代ビジネスにおける「行軍」とリスク察知
最新AI(Gemini)に、現代のキャリアや家計管理における「行軍」の知恵を分析させました。
市場や社会の「危険信号」を読む
「なんとなく世の中の空気が怪しい」「物価が上がっている」といった小さな変化を放置せず、自分のビジネスや家計への影響を先回りして予測すること。
正しいポジションに身を置く
競合がひしめく危険な沼地(価格競争の激戦区)には最初から入らず、自分が最も力を発揮できる安全で有利な高台にポジションを取ること。
■ 現代サバイバルの「行軍」
直近の「行軍」でも僕たちが見逃してはならない具体的な兆候があります。
例えば
・高額療養費制度の改正
・社会保険の106万円の壁撤廃
・年金の第3号被保険者(主婦年金)の改定
国の制度変更という動きをいち早く察知し、「事前の手続きなしで窓口負担を抑えられる仕組み」という、新しく整備された有利な陣地(ポジション)へスマートに移動する。これも現代における立派な「行軍」と感じます。
■ 軍師系FPコウダイの視点:お財布が発する「伏兵(リスク)」のサイン
皆さんの日々の暮らし(行軍)の中でも、お財布は常に小さなサインを発しています。
かつて350万円を失った時の僕は、このサインを完全に無視していました。
「リボ払いの案内がやたら届く」「毎月、なぜか口座残高がギリギリになる」
これらはすべて、お財布の中に「破滅という名の伏兵」が潜んでいるサインだったのです。鳥が飛び立っていたのに、僕は「大丈夫だろう」とそのまま突き進み、奇襲を受けて全財産を失いました。
今の僕は、お財布の危険信号を絶対に見逃しません。
簿記の視点: キャッシュフローのわずかな乱れを帳簿の数字から察知し、伏兵(使途不明金)をあぶり出します。
FPの視点: 時代の変わり目や家計の危機を先回りして読み解き、あなたを一番安全な高台(黒字家計のポジション)へ誘導します。
ココナラで実績0の僕ですが、だからこそ、まだ誰も気づいていないあなたの家計の「小さな危険信号」に、誰よりも早く気づき、丁寧に寄り添うことができます。
■ まとめ:あなたのお財布、危険信号(サイン)が出ていませんか?
「行軍」
「なぜかお金が貯まらない」「将来のお金の話になると、なんとなくモヤモヤする」
そのモヤモヤは、お財布の奥に潜むリスク(伏兵)を、あなたの本能が察知して警報を出している状態です。
クレジットカードの明細を見るのが、実はちょっと怖い。
自分の家計が今、安全な場所にいるのかどうか確かめたい。
そんな時は、僕の「軍事会議(電話相談)」へ進軍してください。
軍師系FPコウダイが、あなたのお財布のサインを冷徹に読み解き、「何が起きても安全な、日当たりの良い黒字の陣地」へあなたをナビゲートします。
次回は、第10章:「地形(ちけい)」。
戦場のタイプ(家計のタイプ)に合わせた、絶対に失敗しない戦い方のルールをお話しします。
ではまた!
今回の戦略の源泉(参考文献):
長尾一洋 著
『仕事で大切なことは孫子の兵法がぜんぶ教えてくれる』