こんばんは。
軍師系FPのコウダイです。
孫子の兵法、第8回。
前回は、あえて遠回りをすることで確実に目的地へ一番乗りする「迂直の計(うちょくのけい)」をお話ししました。
しかし、どれだけ完璧な作戦を立てて進軍していても、戦場(市場)の状況は一瞬で変わります。
そんな予期せぬ変化に直面したとき、僕たちが取るべき最強の思考法が、今回ご紹介する「九変篇」の教えです。
■ 孫子の教え:利害の両面をあわせ考える
原文:「智者の慮(りょ)は、必ず利害に雑(まじ)う」
「優れた指揮官は、物事を考えるときに必ず『利益(プラス)』と『損害(マイナス)』の両面をあわせてひっくり返しながら考える」という意味です。
一見チャンスに見えることにも潜むリスクを見抜き、逆にピンチに見える状況からもチャンスの種を見つけ出す。この「臨機応変な柔軟さ」こそが九変の本質です。
■ AIの視点:現代ビジネスにおける「九変(きゅうへん)」の重要性
最新AI(Gemini)に、個人が激変する市場で生き残るための「九変」の解釈を分析させました。
計画への「執着」を捨てる
「最初にこう決めたから」と一つのやり方に固執する人ほど、時代の変化に取り残されて自滅します。上手くいかないときは、素早く軌道修正する柔軟性が必要です。
メリットとデメリットを同時に天秤にかける
新しいノウハウや流行りの副業に飛びつく前に、その「裏側にあるコストやリスク」を常に数字で計算する癖をつけること。
状況の変化を味方につける
「実績0」という現状も、「利害」の両面で見れば、「既存の古い常識に縛られず、目の前の相談者一人ひとりに100%の情熱を注げる」という最大の利(メリット)に変換できます。
■ 軍師系FPコウダイの視点:簿記とFPが教える「損益分岐点」と「リスク管理」
お金の世界を生き抜くためにも、この「利害をあわせ考える」視点が絶対に欠かせません。
かつて350万円を失った時の僕は、まさに「利」しか見ていませんでした。
「これをやれば儲かる(利)」という片面だけを見て舞い上がり、その裏に隠されていた「全財産を失うかもしれない(害)」というリスクを完全に無視していたのです。柔軟に撤退する「九変」の知恵がなかったからこそ、大敗を喫しました。
今の僕は違います。
簿記の視点: 常に「損益分岐点」を意識し、利害を数字で冷徹に計算します。「この投資、この固定費は見合っているか?」を常に天秤にかけ、ダメだと判断したら即座に損切り(軌道修正)します。
FPの視点: 人生のライフプランは一本道ではありません。転職、結婚、病気、そして国の制度改正。何が起きても「想定外でした」で終わらせず、その都度プランを臨機応変に書き換える(九変する)ための予備費(生活防衛費)をガチガチに固めています。
ココナラで電話相談をやっていくにあたっても、僕は自分のエゴや決まりきったノウハウを押し付けません。
あなたの状況、あなたの家計のリアルな数字に合わせて、作戦を柔軟に変化(九変)させ、今この瞬間に最適な「あなただけのサバイバル戦略」を提案します。
■ まとめ:ガチガチに固まった計画で、身動きが取れなくなっていませんか?
「九変」
「一度決めた貯金目標が守れなくて心が折れた」「ライフプラン通りに人生が進まなくて不安」と、真面目すぎるがゆえに悩んでいませんか?
計画通りにいかないのが人生です。大切なのは、変わるプランに柔軟に合わせていく知恵です。
状況が変わって、今のお金のままでいいのか不安になった。
自分の家計の「利(強み)」と「害(リスク)」を数字で整理してほしい。
そんな時は、僕の「軍事会議(電話相談)」へ進軍してください。
軍師系FPコウダイが、あなたの現状を利害の両面から冷徹に分析し、「どんな変化が起きても、しなやかに形を変えて生き残る最強の家計プラン」を一緒に作り上げます。
次回は、第9章:「行軍(こうぐん)」。
敵の動き(お財布の危険信号)を事前に察知し、正しいポジションに陣を敷く方法をお話しします。
ではまた!
今回の戦略の源泉(参考文献):
長尾一洋 著
『仕事で大切なことは孫子の兵法がぜんぶ教えてくれる』