こんばんは。
社会派FP・コウダイです。
今日から始まる「上杉家家訓」シリーズ。
その教えを読み解く前に、どうしても紹介しておきたい二人の男がいます。
大河ドラマ『真田丸』でも鮮烈な印象を残した、**上杉景勝(かげかつ)と直江兼続(かねつぐ)**です。
彼らを知ると、なぜ僕たちが今の乱世で「義」を語るべきなのか、その理由が見えてきます。
■ 「沈黙のカリスマ」上杉景勝
上杉謙信の養子であり、上杉家の当主。
彼はとにかく喋りません。笑いません。常に眉間にシワを寄せ、重圧に耐えているような男です。
FPの視点で彼を見ると、「家名(ブランド)という巨大な固定資産」を必死に守り抜いた経営者です。
織田、豊臣、徳川……次々と現れる巨大資本(強大勢力)に飲み込まれそうになりながらも、彼は決して「魂」まで売り渡すことはしませんでした。
■ 「実務と理想の天才」直江兼続
その景勝を支え、実質的な経営を担ったのが執政・直江兼続です。
兜に「愛」の文字を掲げたことで有名ですが、彼はただの理想主義者ではありません。
内政、外交、軍事……すべてをこなす超一流の実務家。
現代で言えば、**「ビジョン(義)を具体的なキャッシュフロー(戦略)に落とし込める最高執行責任者(COO)」**といったところでしょうか。
■ 彼らが僕たちに教えてくれること
この二人の関係は、単なる「上司と部下」ではありません。
「義」という共通の価値観で結ばれた、運命共同体です。
景勝の「不器用なまでの誠実さ」
兼続の「義を貫くための冷徹なまでの知恵」
僕たち個人事業主や、自由を求めるワーカーにとって、このバランスこそが理想です。
自分の「誇り」は景勝のように一歩も引かず、それを維持するための「生存戦略」は兼続のように賢く、したたかに。
■ さあ、家訓の扉を開けましょう
そんな彼らが、一族と家臣、そして自分たちのプライドを守るために共有していたのが、これから紹介する「16箇条」です。
彼らの不器用なまでの「義」の精神を、僕たちの現代のポートフォリオに組み込んでみませんか?
それでは改めて、第1条へ。
第1条:「心に迷いがないこと」