お金の大学 【FP解説】せどり編第5話 独立前に準備すべき資金のリアル|僕が準備せずに失敗した理由
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こんばんは。
FP2級・簿記2級を活かしてマネー相談をしている、コウダイです。
せどりシリーズ第5話です。
今日は、
**独立前に絶対に準備すべき「資金の現実」**について書きます。
これは、過去の自分に一番伝えたい内容です。
■ 結論:最低でも「生活費6か月分」は必要
独立を考えている人に、まず伝えたい結論です。
生活費の6か月分。
できれば12か月分。
これが安全ラインです。
理由はシンプルです。
独立後の収入は、想像以上に不安定だからです。
ちなみに僕は専業で始めたとき、
貯金は生活費の1か月分しかありませんでした(笑)
今思えば、かなり危険な状態でスタートしていました。
■ 売上があっても、現金が増えるとは限らない
せどりを始めると、売上は立ちます。
でも、
売上 = 使える現金
ではありません。
例えば、
仕入れ:30万円
売上 :40万円
利益 :10万円
一見、順調に見えます。
でも、
次の仕入れにまた30万円必要です。
つまり、
手元の現金はほとんど増えていません。
これが、せどりのキャッシュフローの特徴です。
さらに怖いのは、
売上が入金されると、
「儲かっている」という錯覚をしてしまうことです。
独立したばかりの頃の僕は、
・時間が自由に使える開放感
・会社に縛られない生活
この環境に気が緩み、
旅行に行ったり、
少し高い飲食店に行ったりと、
今思えば、収入に見合わない生活をしていました。
■ 準備不足で起きた現実
当時の僕は、
「利益が出ているから大丈夫」
そう思っていました。
でも実際は、
・生活費
・仕入れ資金
・クレジットカードの支払い
・固定費
これらが同時に発生します。
そして、
現金が足りない月が出てきました。
その結果、
生活費をリボ払いに頼る状態になりました。
さらに、
家賃も2回滞納しています。
今振り返ると、
これはビジネスの失敗というより、
完全に「資金準備不足」が原因でした。
■ 独立前に準備すべき「3つの資金」
独立には、次の3つの資金が必要です。
① 生活防衛資金(生活費6〜12か月分)
家賃
食費
通信費
保険
最低限の生活費
これは、絶対に触らない資金です。
これがあるだけで、冷静な判断ができます。
② 事業資金(仕入れ資金)
これはビジネス専用資金です。
生活費と混ぜてしまうと、
資金管理は確実に崩壊します。
③ 予備資金(トラブル対策)
・売上減少
・アカウント停止
・体調不良
・市場の変化
想定外のことは、必ず起きます。
予備資金は、事業を継続するための保険です。
■ 少し辛口に言うと
「資金がないから独立できない」のではなく、
資金がない状態で独立するのが危険です。
独立は、
勢いで始めるものではなく、
準備が完了した人だけが立てるスタートラインです。
僕はそれを理解せずに独立し、
結果的に借金を抱えることになりました。
■ 今なら絶対に守る基準
もし今から独立するなら、必ずこの状態を作ります。
・生活費12か月分を確保
・借金ゼロ
・事業資金は現金で用意
・最低6か月の黒字実績
ここまで準備して、初めて独立します。
■ まとめ:資金があれば、何度でもやり直せる
独立で失敗する人の多くは、
能力ではなく、資金準備で失敗します。
逆に言えば、
資金があれば、生き残ることができます。
失敗しても、
資金に余裕があれば、
何度でもチャレンジできます。
せどりが合わなければ、別の仕事にも挑戦できます。
でも、
資金ショートしてしまうと、
身動きが取れなくなります。
独立は、
「資金力=生存率」
です。
焦らず準備することが、
最大のリスク管理になります。
ではまた。