【FP解説】せどり編 第6話|僕が独立して後悔した理由。会社員のまま始めるのが「最強」な2つのワケ

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こんばんは。
FP2級・簿記2級を活かしてマネー相談をしている、コウダイです。

せどりシリーズ第6話。今日は、僕の苦い経験をもとに**「なぜ、いきなり独立せず会社員のまま始めるべきなのか?」**についてお話しします。

結論から言います。
せどりは、まずは会社員のままスタートするのが圧倒的に有利です。
理由は、**「社会保険」と「税金」**の2つで驚くほど守られているからです。

■ 1. 社会保険は「会社が半分払ってくれている」
会社員は、健康保険や厚生年金などの社会保険料を、会社に“半分”出してもらっています。
個人事業主になると、これがすべて「全額自己負担」に変わります。

会社員: 自己負担2万円 + 会社負担2万円 = 合計4万円

個人事業主: 自己負担4万円

独立した瞬間、同じ生活をしていても、実質的に**「毎月数万円の固定費アップ」**と同じ状態になります。
年間で20〜30万円の差が出ることも珍しくありません。僕も独立して初めて、会社という「盾」の大きさに気づかされました。

さらに、副業の強みは**「副業収入には社会保険料がかからない」**こと。
会社員という土台の上で稼いだ5万円は、独立して稼ぐ5万円よりも、手元に残る金額が圧倒的に多いのです。

■ 2. 「事業所得」で賢く節税できる
せどりを継続的なビジネスとして行う場合、副業でも「事業所得」として申告できる可能性があります。
(※最近の税制改正で、記帳・帳簿保存がない場合や副業規模があまりに小さい場合は「雑所得」とされる厳格化が進んでいますが、実態があれば強力な味方になります)

事業所得になると、次のようなメリットがあります。

経費が使える: 仕入れ代、送料、梱包資材、家賃や通信費の一部など。

青色申告特別控除: 最大65万円を所得から差し引けます。

損益通算(ここが重要!): もし事業で赤字が出た場合、会社員の給料(所得)からその赤字を差し引いて、払いすぎた所得税の還付を受けることができます。

これは、会社員という「安定した所得」があるからこそ使える、最強のリスクヘッジです。

■ 僕が後悔している判断
僕は、せどりで少し利益が出始めた時、「これならやっていける!」と勢いで独立してしまいました。
でも今振り返ると、完全に早すぎる決断でした。

会社員のまま続けていれば、

社会保険は折半

生活費は給与で確保

副業の利益はすべて「次の仕入れ資金」に回せる

という、**ノーリスクで事業を拡大できる「ボーナスタイム」**をドブに捨ててしまったようなものです。

独立はいつでもできます。
でも、一度手放した「会社員」という最強のセーフティネットに戻るのは、簡単ではありません。

■ まとめ:独立は「選べる状態」になってから
せどりを始めるなら、まずは会社員のまま。
これが、最も安全で、最も成功確率の高いルートです(※ブラック企業で命を削っている場合は別ですが)。

給料で生活を守り、副業の利益を積み上げ、「いつ独立してもいいけど、今は会社員の方がお得だから籍を置いておこう」。
そんな“選べる状態”になってから、一歩踏み出せばいいのです。

僕のように準備不足で独立して遠回りしないよう、まずは会社員という「最強の土台」を使い倒してください。

ではまた。
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