大企業と中小企業、大手と中堅、ベンチャーの違いとは

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コラム

本ブログでは、就活中の方や親御さん向けに、大企業と中小企業、大手と中堅の違いについて解説します。

新卒就活中の方は、これを知って、この新卒のチャンスを最大限生かしてほしいと思います。

結論

多くの方は、大手に入社したほうが幸せになれると、私は考えます。
もちろん例外はあります。
以下に述べることは、「傾向や確率」の話です。
なので、ご参考までにして下さい。


はじめまして、就活アドバイザーBohe と申します。
数あるブログから、当ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

自己紹介します
就活アドバイザーBohe.png


言葉の定義

※ご理解されている方は、飛ばしてください。
みなさんは、大企業と中小企業、大手と中堅の違いをわかっていますか?

大企業と中小企業は、単純に規模の違いです。
皆さんのイメージ通りです。

法律では、以下のように定義されています。
 中小企業=以下の表にある規模の企業
  大企業 =それよりも大規模な企業 
大企業定義.jpg
引用元:中小企業庁ホームページ

では、大企業と中小企業の割合はどれくらいでしょうか。
中小企業.png
引用元:日本経済新聞 きょうのことば 中小企業とは
上の記事によると、
「企業全体のうち、中小企業が圧倒的な割合を占める。
 個人事業主を含む中小企業は企業数で全体の99.7%、従業員数で68.8%を占める。」とのことです。

従業員数は大企業3:中小7なのに、付加価値額はほぼ1:1ですね。
※「付加価値額」とは、利益や生産性とほぼ同義です。
従業員1人あたりの額の比を算出すると、大企業では中小のおよそ「倍」になってます。
この事実が何を意味するか、あなたは気づきましたか?
これが、以降に説明する様々な「違い」の大きな要因なのです。



大手企業と中堅企業の定義
こちらの区別は、結構あいまいです。
実は、「大手企業」を定義する決まりは無いのです。
業界内での知名度やシェアで判断されることが多いです。

「大手5社」とか「大手10社」なんて言いますね。
その次に来るのが準大手、その次が中堅企業です。

ちなみに、業界によっては中堅企業でも普通に「東証一部上場の大企業」だったりします。
なので、内定倍率も結構高かったりします。


【おまけ】東証一部、上場企業、日経225、CORE30の説明
東証一部:東証一部上場企業のこと。
 2022年から「プライム市場」と名前が変わりました。企業数は1,839社です。全国の法人企業数は約171万社、大企業に分類される企業数は1.2万社です。つまり、プライム上場企業の割合は、日本の法人企業数全体の0.1%、大企業の中でも15%です。大企業中の大企業です。
 ちなみに従業員数は、東証一部合計で255万人。全国の労働者数は6676万人。ですので、東証一部上場企業のサラリーマンは、労働者全体の4%となります。ほんの僅かですね。
上場企業:「プライム」の下に「スタンダード」(1,466社)、「グロース」(466社)という区分があり、3市場で合計3,771社が上場しています。
 高い成長可能性がある企業です。これらの中には中小企業もあります
日経225:日経新聞社が、東証プライムの1,839社から225社を選出します。
 この225社の平均株価が「日経平均株価」と呼ばれています。
 日本経済を代表する大手企業です。
CORE30:TOPIX Core30(トピックス コア30)。
 東証市場における時価総額・流動性が特に高い30銘柄。
 日経225の中でも、さらに巨大な超大手企業です。




なにが違うのでしょう?

さて、大企業と中小企業、大手と中堅の違い、でしたね。

大企業と中小、大手と中堅の間には、
 年収(生涯賃金)、福利厚生、
 研修、環境、法令遵守、
 上司/同僚のレベル、
 転職時、
など多くの違いがあります。
そしてそれが、退職時までずっと続きます。

YouTube検索で「よくわかる大手企業」と検索して、大手のメリットデメリットを確認されてみてはどうでしょう。
ご存知なかった他の要素が知れるかも。

大企業、大手企業のメリットを詳しく知ると、大企業、大手企業を目指すモチベーションが上がるかも知れませんね。

もちろんベンチャーには、大企業と異なるメリットがあります。
大企業のメリットデメリットを十分に理解されたうえで、あえてベンチャーを目指すことは、ありです。(モチロンその人の資質によります)


では、同じ業界で同じ職種、例えばメーカーで営業をするとして、大手と中堅、大企業と中小企業では仕事になにか違いがあるでしょうか。

大企業とちがって中小企業ならば、まったり気楽に仕事できるのなら良いのですが
・・・おそらくそんなことは無いんじゃないでしょうか。
忙しい.png

結局、中小でも仕事内容や忙しさは同じなのに、大企業に比べて待遇は悪い・・・
つまり中小はコスパが悪い、と私は考えます。(上に書いた「付加価値額」の話を覚えていますか?)

中小企業にも良いところはあります。
それは「転勤が無い企業が多い」というところです。魅力的ですね。

みなさんは、トータルでいかが思われるでしょうか。


では、それぞれの違いについて、私の考えを以下に書きます。
あくまで「私個人の考え」です。
そしてデータの無いものは「傾向と確率」の話なので、ご参考まででお願いします。



年収(生涯賃金)

みんな大好き、お金の話ですww
大企業と中小企業、大手と中堅の年収の差は、データで明らかです。

まず大企業と、中小企業で比べてみましょう。
大卒男性で、大企業の平均年収は725万円。
一方同条件で、中小企業の平均年収は515万円。
出所:厚生労働省『令和2年度賃金構造基本統計調査』より
生涯賃金にすると(×40年として)、8,000万円もの差になります。


大手と中堅はどうでしょうか。

私のよく知る医薬品業界を例に示します。
「製薬企業の平均年収ランキング」です。

2022年では、平均年収1000万円を超える大手製薬は、第一三共、中外製薬、武田薬品、アステラス、エーザイ、大塚の6社です。
※バイオベンチャー(「G」=グロースの上場企業)は社員数が少なく新卒採用はまれなので、ここでは割愛します。(グレー帯)
製薬企業平均年収.png

Answers Newsのページ下部に、全83社のランキングがあります。
製薬企業平均年収2.png
引用:【2022年版】製薬会社年収ランキング(Answers News)
中堅製薬企業の平均年収は、700~800万円でしょうか。
他業界のメーカーに比べたら高いですね。
でも大手5社と比べると、平均年収は300万円の差があります。
格差.png

医薬品業界はそもそも、「メーカーの中では」平均年収が高いです。
理由を一言でいうと、「利益率が高いから」です。
しかし就活生の人気は、食品、化粧品、化学業界よりも低いようです。
引用:発表!2023年卒の就活生が選ぶ人気企業とは?~就職希望企業ランキング~
よって競争倍率も比較的低いのでは、と予想します。
ホワイト企業も多いので、個人的にオススメな業界です


【雑談】
昔、こんな話を聞いたことがあります。
平均年収が高い大手企業の入社2年目社員が、夏ボーナスで80万円支給されました。
ボーナス.png

その親が会社に電話してきたそうです。
「ウチの娘はまだ2年目なのに、こんな多額のボーナスをもらうなんて!
一体どれだけハードな仕事をさせているのですか?!」って。

その企業はホワイト企業だし、同期社員には一律その金額が支給されたんですけどねww
その親御さんにとって大手企業の賃金は、にわかに信じられないレベルだったようです。


初任給
気になる気持ちはわかりますが、生涯賃金ではそれよりも平均年収の方が重要です。

年功序列賃金の企業では、年齢(勤続年数)に応じて年収は増加します。
乱暴な言い方をしますが、平均年収1000万円の企業に総合職で入社すると、平均年齢のころには多くの方が1000万円以上もらうことになります。
当たり前ですが、平均年収が700万円の中堅企業なら700万円ですね。

それぞれの企業で同様に出世したとするならば、その300万円の差があと10数年続くわけです。
入社する企業の平均年収は、長い目で見たらとても大きな差になることを理解しましょう。


年金額は、平均年収に応じて変わります。
しかし年収の差ほどは、変わりません。


退職金は、大きく差が付きます。
以下の情報によると、定年退職時の大卒全体の平均は2,000万円。
大企業の総合職で平均2,500万円、中小企業で平均1,100万円となっています。
引用:保険のぜんぶMAGAZINE「退職金の相場や平均額はいくら?大企業、中小企業、勤続年数ごとに解説」

余談ですが、今あちこちの大企業で、早期退職募集が行われています。
この早期退職優遇制度は、割増退職金がかなりオイシイと言われています。

割増の退職金は、各企業や諸条件で異なるので一概にはいえません。
しかし、以下の引用元の記事によれば「退職金+給与12~24カ月分程度を上乗せ」が多い、らしいです。
引用:All Aboutマネー「早期退職は損か? 得か? 割り増し退職金はいくら」

これが大手企業によっては、とんでもない額が上乗せされたりします。
高齢での転職も大変ですが、純粋にうらやましいですね。
引用:ダイヤモンドオンライン:パナソニック「退職金4000万円上乗せ」で50歳標的の壮絶リストラ
しかし、皆さんが働き盛りのころまでこのような大盤振る舞いがされるかというと・・・、どうでしょうね。


さて、あなたは、1年間の就活の結果でこの差がつくことについて、どう思うでしょうか。

必要以上のお金は要らない、という考えには同意します。
でもそれは、自分独りだけの前提で考えていませんか。
 あなたには、幸せにしたい人、恩返しをしたい人はいないのでしょうか。
恩返し.png

そもそもあなたは、「自分の稼いだお金」だけで生活した経験がありますか?



福利厚生

福利厚生の中で、住宅関係の補助は家計に大きく影響します。
その金額は、大企業>中小企業、大手>中堅です。

私がよく知る日系大手製薬企業のMR(営業職)では、社宅関係補助は手厚いです。
だいたい、敷金/礼金/引越代は100%、家賃(共益費等含む)は80~90%が会社負担です。
東京23区内に住んでも、社員の負担は非常に安くなります。

また、ある大手製薬企業では社宅の家賃補助がありながら、住宅手当がさらに数万円支給されます。
社員の負担はタダどころか、お釣りが出ます。
もう、わけがわかりませんねww
※ここでは社宅費と住宅手当の説明は省きます。知りたい方は面談で。


医療費も補助があります。
ある大手企業では、ひと月の保健医療費(窓口支払い額。扶養家族合算)が2万円を超えたら、超えた金額が全額戻ってきます。
入院、手術などの高額な治療を受けても、月の負担は2万円です。
民間の医療保険なんか、不要です。

一方、国の制度に高額療養費制度がありますが、だいたいひと月に8万7千円を超えた場合に超えた金額が返ってきます。
全然違いますね。


産休・育休中の給料は、企業によってまちまちです。
企業側には支払い義務がないため、支給されないことが多いです。
代わりに雇用保険から、期限付きで給料の5~7割が支給されるようです。
中には満額支給する企業もあります。

ちなみに公務員の場合は産休中は給料が満額出て、育休中は無給です。


手当関係は、中堅、中小、外資ではここまで手厚くないでしょう。
手当関係の多寡は、家計に差が付きます。



研修体制

大手、大企業は、研修が手厚いです。

特に営業の新人導入は、半年~1年間みっちり研修&OJT(On the Job Training:現場での実践研修)を受けてから独り立ちします。
しっかり学べるので、知識や経験が無くても心配無用です。

一方、中小やベンチャーは研修期間は短いです。
すぐに現場で独り立ちさせられます。
現場で働きながら学べ、というスタンスです。

研修中の新入社員は企業に利益をもたらしていませんが、給料は毎月もらえますね。
さらに研修には経費がかかります。
長期間の研修は、その企業の財政に余裕があるからこそ、大企業だからこそ出来ると言えます。

スキルアップのための外部研修も、大企業では会社から補助が出て、自己負担少なく受講出来ます。研修ジャンルも豊富です。



労働環境、法令遵守

これは言わずもがな、ですね。

そりゃあ、例外はあります。
日本を代表する超大企業であるトヨタも、労働災害問題で過去に摘発を受けています。
大手企業にもサビ残はありますし、うつ状態になって休職したり辞める社員もゼロではありません。
あくまでも傾向、確率の話です。


労働基準法は、労働時間、残業ルール、有給休暇などを定めています。
労働基準法は、健康で安心して働く職場環境のために企業は遵守しなくてはなりません。

しかし、労働基準法は「日本の法律の中で最も遵守されない法律」とも言われています。

大企業は、労基関係法の遵守率は高いです。なぜだかわかりますか?
違反をすると、知名度が高いだけにニュースになります。
大企業はそのイメージ低下を嫌うからです。
しかし中小企業の社長は「労基法を守っていたら倒産してしまう」と言い、遵守率は低いとされています。
労働基準監督署.png


セクハラ、パワハラへの対策も、大手企業ではしっかりしています。
2020年にパワハラ防止法が施行されてからは、ちょっとやりすぎじゃないの?って思うくらいですww
おかげでパワハラ上司は絶滅し、業務ノルマ達成のプレッシャーは昔に比べてゆる~くなりました。
パワハラ.png


有給休暇の日数、その消化率も、大企業では高いです。
その企業では有給消化率の目標があり、その達成が求められるからです。

有給を消化しない社員は、上司から休暇を取るように注意されます。
これは中小企業勤務の知人に言わせると、とてもうらやましいそうです。


サービス残業は、規模にかかわらず、企業によっては存在するように思います。
大企業では、残業時間が一定数超えた社員には、上司から削減するよう注意されます。
でも、それでは仕事が終わらないので、サビ残しているケースがあります。
そういう企業では、就職四季報などに記載の残業時間は当てになりません。
サビ残.png


実際の所は、OB/OGから聞くしか無いですね。
しかし、聞き方には注意しましょう。
福利厚生等を気にしすぎていることが企業側に伝わると、あなたの印象が悪くなります。
なぜだかわかりますか?
※ちなみに内定後なら、なんでも聞いて構いませんよ。



上司/同僚のレベル

これも言わずもがな、だと思います。
あくまでも傾向、確率の話ですが。

あなたは、優秀な上司と同僚に囲まれて仕事することについてどう思いますか?

それを望まない方、のんびりまったり仕事がしたいと考える方がいることも、理解できます。

しかし、ちょっと勘違いをしていませんか。
ハイレベルな仕事をすることと、多忙ということは別物です
アルバイトでもできる仕事でも、多忙な仕事、ストレスな仕事はたくさんありますよね。
仕事2.png

大手や大企業では、ハイレベルな仕事が要求される傾向にあるでしょう。
しかし同時に、研修や周りのサポートでハイレベルな仕事ができるように成長できる環境、とも考えられます。

あなたは、ドラクエやFFなどのゲームはやったことありますか?

ゲームでは仲間とともに冒険し、モンスターを倒します。
その仲間のレベルは高いほうが、強いモンスターを倒せます。
報酬と経験値が多くもらえますね。
レベル低い仲間と冒険する場合に比べ、あなたの成長、レベルアップはどうでしょう。
RPG1.png
一方、はじまりの町周辺でスライムばかりずーっと倒しているのって、どうなんでしょう。

仕事も一緒です。

特に大企業になればなるほど、大きい仕事を扱います。
そして、チームで取り組むことが多くなりますよ。


また社会人になると、理不尽だと感じることがたくさんあると思います。
個人的には、上司/先輩のレベルと理不尽な指示は「反比例する」と考えます。
パワハラ.png

あなたはどう思いますか?
私が若い頃なら、「無能な指揮官の元で働きたくないなぁ」と思います。


また、仕事で普段から付き合う相手は、どんな人がいいですか?
相手が異性なら、もしかしたら結婚相手かもしれませんね。

※繰り返し言いますが、あくまでも傾向、確率の話ですよ~。



転職時

これも大手、大企業が有利です。
大企業から中小(ベンチャー)企業への転職は、比較的容易です。

ブログ「新卒じゃなく、既卒、転職で頑張ればいい? 」に書きましたが、転職時には、前職の実績が評価されます。

大手企業に務めていたら、それだけである程度のお墨付きになります。
「ちゃんとした人だ」と転職面接では信用、評価されるでしょう。
理由は上に記載した通りです。


対して、その逆(中小から大企業)は非常に難関です。
それは大手、大企業は、新卒採用で十分な人員を確保できるからです。
そもそも転職=中途入社を募集していない大企業もあります。

新卒で、大手かベンチャーかで迷ったら、
「新卒でしか入社出来ない大手を、とりあえず目指す」という考え方は、個人的にはアリだと思います。
あなたはどう思いますか?



ベンチャー企業について

ベンチャー企業には、明確な定義がありません。
そして、個々の差が大きいので一概に言えません

ベンチャーについて、就職、転職サイトでは以下のように説明されています。
(カッコ内は、私個人のイメージです)
・企業規模的には中小企業に含まれます。(ということは、待遇は多くの場合は…)
・新しいビジネスを手掛けています。比較的若い企業が多く、「短期間での急成長」を目指しています。(ということは、安定性と将来性は…)
・分業化がされておらず、個人の裁量権が大きい。(ということは、業務量は…)
※詳しい解説は、面談で。


参考までに、日系大手企業に新卒入社した、ある方のお話をします。

入社後の半年間の新人研修は退屈で、「早く現場に行きたい」とずっと思っていました。
 研修後、営業職になってからは懸命に働き、自分で考え、先輩がやってない事もやり、良い成績を上げました。
 その一方、ボーナスや年収は大きく増えません。
 年功序列賃金(成果に連動しない横並びの賃金)に強い不満を持っていました

そんな方は、ベンチャーに向いている可能性が高いでしょう。

ベンチャーでは仕事の裁量が大きく、成果を出せば出世も早いです。
仕事のやりがいはあるでしょう。
成績UP.png

しかし言い換えると、自主性と思考力、行動力が備わっていないと務まりません。
就職難易度が低いから、と言う「逃げの姿勢」でベンチャーを目指した場合、果たして務まるのでしょうか。

ちなみにその方は、成果に連動しない賃金に不満を持ちながらも、結局は転職しませんでした。
大手企業の基本的な待遇の良さと、年功序列賃金の将来を選んだのです。
その後、給料は順調に上がり、年収は30代後半で1本を超えました。

その方はその後、営業職からスペシャリストの職種にキャリアチェンジしました。
現在もホワイトに働きながら、年功序列賃金の恩恵を受けています。



企業の終身雇用と年功序列について

もう10年以上前から、終身雇用と年功序列は無くなる、と言われ続けてきました。
しかし、大企業ではまだまだ根強く残っています。
その安定感、安心感が大手の魅力の一つでした。

さすがに近年は、風向きが変わってきました。
大手企業での早期退職募集のニュースが続いています。
業績好調にもかかわらず、早期退職募集という名のリストラを実施しています。

企業は、定年が伸びることに備えて、今のうちに高齢で高給の社員を減らしたいのです。

このことは、みなさんが働き盛りのころには、終身雇用と年功序列が大手企業でも崩壊する可能性が高いこと感じさせます。
今後は転職がより身近なものとなり、大手企業の安定度は減少するでしょう。

「だから大手も将来は安泰ではない」と言う人がいます。
その意見は「一部」正しいです。

しかしですよ、物事は片方だけを考えてはいけません。相対的に比較をしましょう。
その時、中堅、中小(ベンチャー)はどうでしょうか。
もっと殺伐としているのでは、と私は予想します

企業倒産は、今よりずっと増えているでしょう。
なぜなら日本経済は停滞し、日本全体が貧困に向かっているからです。

大手はもともと体力があり、生産性が高いので「まだマシだ」と、私は考えます。
これについては、別のブログで掘り下げています。ぜひご一読ください。



大手から内定をもらうということ

ここまで大手、大企業のメリットをさんざん解説してきました。
いかがでしたでしょうか。

ただし、忘れないで下さい。
大手企業への内定は、非常に難関です。
内定倍率は、数10倍~100倍超とエグいことになっているからです。

大手企業を目指すことについては、以下のブログで解説しています。
ぜひご一読下さい。


大手企業の内定を叶えるには、就活の「勝ち方」を知り、「必要十分な」練習が必要なのです。

これは一人では出来ません。ぜひ有識者の支援を検討して下さい。
有識者の支援を受けることが、最も近道で、最もコスパが良いです。

有識者から学ぶということは、学業のテストに例えると
「ここはテストに出るよ~」
「この問題を解くには、こうすれば良いよ~」
「あなたはこの科目のこの分野が弱いから、対策しないとね~」
ということを知るということです。

就活のノウハウやコツは、ざっと上げただけでも、以下のものがあります。
 就活生(社会人)の心構え、モチベーション。
 企業が望む人物像。面接官の立場での考え方。
 社会人としてのマナー。ビジネスメールや言葉使い。
 業界/業種選択、企業選択。その情報収集方法。
 自己分析。自分の強みと弱み。
 就活スケジューリング、タスク管理。優先順位。
 ESの書き方。構成、要素、読みやすさ。
 志望理由。企業研究。他社との違い。
 SPIの効率的な勉強方法。
 グループディスカッションでのポイント、注意点。
 面接での伝え方。聞き方(リアクション)、話し方。深掘り質問対策。
 逆質問。NGワード。
 一次、二次、最終面接ごとの対策。企業の評価ポイント。

いかがでしょうか。
これらのことを自分で考えたり、周りの人に聞いて「正しい方向性」で対策できますか?
今のあなたはどれくらいのレベルか、必要な対策は何か、ご自身で把握されていますか?



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就活準備、対策については、面談でしっかりアドバイスします。
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