市瀬 広子(いちのせ ひろこ)
ワーママの笑顔と自信を取り戻す産前産後コンサルタント
ワーママ専門キャリアコンサルタント
大学時代は心理学専攻で「マタニティブルー・産後うつ」について研究をしました。
「育児が苦しくて泣く人の数を減らしたい」との思いで育児用品メーカーのピジョンに入社しています。
約20年の勤務で、1,000人以上のマタニティやママの声を聞いてきました。
その後、商品では解決しきれない、ひとりひとりの 不安や悩みに寄り添うため独立し、現在にいたります。
女性の社会進出が叫ばれる中、SNSやテレビではハイキャリアを築いた女性管理職や経営者がもてはやされています。
しかし子育てと仕事を両立することはそれほど甘いことではありません。
周囲を見回してみても、理想となるロールモデルを見つけづらいのが現実ではないでしょうか。
私自身、15歳の娘と21歳の息子を持つワーママです。
子どもが0歳の時から保育園に預け、仕事に情熱を注いできました。
休日出勤や長時間残業を繰り返した結果、身体とメンタルを壊して休業を余儀なくされた過去もあります。
そんな私の経験から、いつからか個人的にもワーママの働き方や両立の悩みについて相談されることが増えました。
仕事やプライベートを通し、ママの話を聞く中で、ワーママがSOSを発信しづらい現状や、仕事に関して相談でき頼れる人が周りにいないことに気づきました。
一方で、少しずつですが産休や育休は普及しており、フレックスタイム制やリモートワーク、時短勤務を導入している企業は着実に増えています。
ワーママへの理解はまだまだ課題がありますが、育児しながら働きやすい環境は整いつつあるのです。
私も以前はマミートラックにはまり、孤独を感じた時期もありましたが、そんな私だからこそ、自分のこととして話を聞きつつ、解決策を提示できると思っています。
このサービスを始めたのは、私自身がロールモデルとしてワーママの方の幸せな働き方を提案したいと思ったからです。
「ワーママ専門のキャリアカウンセラー」というのは、まだ日本では認知が少なく、その点では課題もあります。
しかし相談された方には幸せになってもらいたい。妥協しない職場環境を掴んでほしい。そういう気持ちでお一人お一人に向き合っています。
一人で悩まず、近所の先輩ママに相談する感じで、ぜひお気軽にご相談ください。
概略
1男1女。
2人とも助産院で出産。
在職中は、マーケティング、商品企画、市場調査などを担当。
2度の育休・時短をしながら勤務。
働く中でうれしかったことは、私が携わった商品を子どもに見てもらえること。
時にはほめてもらえること。
反対に、つらかったことは、上の子が慣らし保育の時に、泣くこともできずにおんぶをされてお迎えを待っていたこと。
東日本大震災の際、お迎えに行くまで4時間かかったこと。
経歴
早稲田大学 人間科学部 人間科学科 心理学研究室 卒業
ピジョンに約20年勤務
一般社団法人日本技能開発協会認定 コーチングプロフェッショナル
一般社団法人ドゥーラ協会認定 産後ドゥーラ
JADP認定 メンタル心理カウンセラー
*産後ドゥーラとは*
産前産後の母親に寄り添い、支える人
受賞歴
2020年ペアレンディングアワード
2021年キッズデザイン賞、グッドデザイン賞