【私の作品のこだわり】もういない、を忘れさせる時間を作ること。

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コラム
先日、息子のペットが旅立ちました。
ハリネズミの子でした。臆病で、おとなしくて、でもとてもマイペース。そんな子だったと私自身も思い出される可愛い子。
その子が逝ったのは、私がココナラにペットメモリアル動画サービスを出品した、まさにその日でした。
偶然と言えば偶然です。でも私には、そう思えませんでした。

息子はまだ若い。ペットロスという言葉も、グリーフという概念も、あまり馴染みのない年齢です。そして、生まれて初めて迎えたペットでした。
何かできることはないか」
グリーフカウンセラーとしてではなく、ただの母親として、真っ先にそう思いました。

そして閃きました。出品したばかりのサービスを、息子のために使うことにしました。正式な注文という形ではありません。自分で自分に、注文した夜でした。


メモリアル動画を作るとき、私がいつも一番こだわることがあります。

もういない、ということを忘れさせられるか。

視聴している間だけでいい。この子がまだここにいる——そう感じられる時間を作れるかどうか。それが、私の制作の中心にあるものです。

かつて息子から送られてきたのは、スマホで撮った何気ない日常の写真と動画でした。特別な瞬間じゃない。ごはんを食べているところ、眠っているところ、こちらを見ているところ。
でもその一枚一枚に、一緒に生きた時間が刻まれていました。

編集しながら、何度も手が止まりました。この子はこんな顔をしていたんだ、こんな仕草があったんだと。素材を並べるたびに、その子の存在がもう一度、画面の中に現れてくる。
その瞬間が、私にとって「もういない、を忘れさせる」時間の始まりです。

そしてもう一つ、動画に込めたいことがあります。

あなただから、この子と巡り会えたのだという納得。

命の出会いに、偶然はないと私は思っています。
その必然を映像でそっと示せたとき、はじめて動画が完成する気がしています。
ペットたちとの意思の疎通は、言葉がない分、目に見えるもので感じとります。表情、仕草に見え隠れするわずかな情報とエネルギーを写真や動画から見つけ出して形にしていくことに重きを置いて。

完成した動画を息子に送りました。
しばらくして返事が来ました。「いい感じ」
それで十分でした。
グリーフを抱えた心に「いい感じ」という感覚が宿ったなら、悲しみが少し、動き始めたということだから。

この体験が、私の原点になりました。
悲しみの中にいる人の傍に、映像でそっと立てる。それを確かめた夜でもありました。

あなたの大切な子のことも、どうか聞かせてください。

▷ この夜の詳しい記録は、こちらの記事にも書いています。

ペットロスを癒す処方箋、メモリアル動画はこちらです。

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