「ありがとう」がうまく受け取れないあなたへ|褒め言葉や感謝に戸惑ってしまうあなたに届けたいこと

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コラム
「ありがとう」と言われたとき、どう返していますか?
「そんなことないよ」「いえいえ全然です」と reflex 的に打ち消してしまう

照れくさくなって、曖昧に笑って終わらせてしまう

落ち着かない、ソワソワする、どこか申し訳ない気持ちになる

「たいしたことしてないのに」「こんな自分にありがとうなんて」と思ってしまう

返す言葉がわからず、感謝を受け取れずにいる自分が情けなく感じる

──そんな経験、ありませんか?

実はこの「ありがとうがうまく受け取れない」という感覚は、
多くの人が抱えている“心のクセ”**なんです。

感謝を受け取れないのは、あなたが“まじめでやさしい人”だから
人からの感謝や褒め言葉を受け取れない理由には、いろいろな背景があります。

自分にはまだまだ足りないという気持ち

自信のなさ

感謝に値することをしたと思えない

謝辞に対して“返さなきゃ”というプレッシャー

「感謝=見返り」と捉えてしまう、どこか申し訳なさのようなもの

でもね、それってつまり──
あなたがとても誠実で、責任感があって、人の気持ちをちゃんと受け止めようとしている人だということ。

だからこそ、
人の気持ちを受け取ることにも、慎重になってしまう。

「もらいすぎてないかな」
「調子に乗ってると思われないかな」
「返せないかもしれない…」

その気持ちの根っこにあるのは、
“ちゃんとしたい”という真面目さであり、
“関係性を大切にしたい”というあなたのやさしさなんです。

作業療法士として伝えたい|“受け取れない心”がほどけていくとき
作業療法士として、
「ありがとう」や「すごいね」がうまく受け取れない方と、たくさん関わってきました。

感謝されると申し訳なくなる

褒められると落ち着かない

人の好意を信じきれず、距離をとってしまう

そんな方々はみんな、「他者にやさしく、自分にきびしい」という特徴を持っています。

でも──
心がほっとできる関係性の中では、少しずつ「受け取る力」も育っていくんです。

ではどうすれば、“ありがとう”や“褒め言葉”を少しずつ受け取れるようになるのでしょうか?

▼ “ありがとう”をやさしく受け取る練習ヒント3つ
■ 1. 【まずは否定せず、「ありがとう」と言われたら“ありがとう”で返してみる】
→ 「そんなことないです」ではなく、
→ たとえば「そう言ってもらえてうれしいです」や「ありがとう、受け取りますね」でOK。

感謝はキャッチボール。
打ち返さなくてもいいから、まずは“受け止める”ところから始めてみましょう。

■ 2. 【「私は、受け取るに値する人間だ」と許可してみる】
→ 褒められること、認められることに慣れていない人ほど、
→ 「私なんかが…」という気持ちが強くなってしまうもの。

だからまずは、

「私はありがとうを受け取ってもいい」
「私は感謝に値することをしている」
と、心の中で自分に“許可”を出してあげてください。

■ 3. 【“もらう”ことは、“信頼されている”ことだと知る】
→ 感謝を伝えるのって、実はとても勇気のいること。
→ それをあなたに伝えてくれるということは、あなたが信頼されている証拠です。

ありがとうを受け取ることは、相手の気持ちを信じて“受け入れる”という愛情表現でもあるんです。

「ありがとう」を受け取ることに、こんなにも緊張してしまうあなたへ
好意を信じるのが怖い

「感謝されるほどの人間じゃない」と感じてしまう

うまく返せない自分を責めてしまう

でもね、それって──

あなたが“人の言葉を大切にしている”という何よりの証です。

やりとりを軽く済ませたくない。
ちゃんと応えたい。
誠実でいたい。

その姿勢は、どこまでもまっすぐで美しいものです。

結び|「ありがとう」は、“返さなくていい贈り物”
誰かがあなたに「ありがとう」と伝えたとき、
あなたが何かを“しなきゃいけない”わけじゃありません。

ただ、受け取ってくれたら、それだけでいい。

感謝の言葉を受け取るだけで、
その人の気持ちはちゃんと届いたと感じられるものです。

だから今日くらいは、誰かの「ありがとう」に対して、
深呼吸して、「ありがとう」と返してみてください。

その一言が、きっと心の距離をふわっと近づけてくれます。

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