「自分の気持ちが、よくわからない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
「どうしたい?」と聞かれて、答えが出てこない
なんとなくモヤモヤしているのに、その理由がはっきりしない
うれしいのか悲しいのかもよくわからなくて、自分に戸惑う
何かを決めるとき、誰かの意見に合わせてしまって後から後悔する
「ほんとはどう感じてるの?」と自分に聞いても、返事が返ってこない
──そんな経験があったことのあるあなたへ、
今日のブログは、そっと寄り添いながら、
「自分の気持ちともう一度つながる」ためのヒントをお届けします。
気持ちがわからなくなるのは、“あなたが弱いから”じゃない
実は、「自分の気持ちがわからない」という状態になるのには、ちゃんと理由があります。
いつも空気を読んで生きてきた
自分のことより、まず人のことを優先してきた
間違えたくなくて、つい“正解”を探してしまう
自分の感情を出すと、迷惑がかかると思ってしまう
こうした背景がある人ほど、「自分の気持ち」を後回しにするクセがつきやすいんです。
でもそれって、
あなたが誠実で、やさしくて、人とちゃんと向き合ってきた証でもある。
だからこそ、自分のことを後回しにして、がんばり続けてきた。
その蓄積が、「気持ちが見えなくなる」状態をつくってしまうこともあるんです。
作業療法士として伝えたい|「感じる力」は、ゆっくり戻ってきます
作業療法士として、
「自分の気持ちがわからなくなってしまった方」と多く関わってきました。
ある方は、仕事や人間関係に気を使いすぎて、
「自分が何をしたいのか、まったくわからなくなった」と言いました。
ある方は、育児と介護に追われる中で、
「私の“楽しい”って、どこ行ったんでしょうね…」とつぶやきました。
私はそんな方々に、こう伝えています。
「気持ち」は、消えたんじゃない。
今は、少し遠くに隠れているだけ。
心は、ちゃんと感じています。
でもその声が、小さすぎて、まだ聞こえないだけなんです。
▼ “感じる力”を取り戻すための3つのヒント
■ 1. 【「快・不快」でいい。ざっくり感じてみる】
→ 「私はどう思ってる?」と聞かれても、すぐに答えは出ません。
→ だからまずは、“好き or そうでもない”の2択でOK。
この服、着て気持ちいい?
この人の話、落ち着く?疲れる?
今のこの時間、安心してる?ザワザワしてる?
細かい言葉じゃなくて大丈夫。
“なんとなくの感じ”をキャッチするところから、心のチューニングは始まります。
■ 2. 【感情の「メモ」をとってみる】
→ ノートでも、スマホでも、LINEの自分宛メッセージでもOK
→ 毎日じゃなくていい。「今日感じたこと」を3行だけ書いてみて
なんかしんどかった
空がきれいだった
なぜか泣きたくなった
感情は、言葉にすると存在感が増すんです。
書くことで、「私はちゃんと感じてたんだ」と思える瞬間が生まれます。
■ 3. 【「私はどう感じた?」と問いかける習慣をつくる】
→ 誰かに褒められたとき、誘いを受けたとき、予定を決めるとき
→ 「相手がどう思うか」ではなく、「私はどう思った?」を自分に聞いてみる
最初はよくわからなくても、毎日問いかけていくことで、
心のアンテナが少しずつ動き出します。
「感情が薄い」「自分が空っぽみたい」と感じるあなたへ
そう感じるのは、
本当はずっと、感じてきたから。
そしてずっと、抱えてきたから。
あなたが何も感じてないわけじゃない。
ただ、感じることを抑え込んで耐えてきた時間が長かっただけなんです。
結び|“私はどうしたい?”に、少しずつ答えられるようになるために
心はいつだって、あなたの中にあります。
遠くに感じているのは、あなたががんばっている証。
正解じゃなくていい。
誰かにとっての“正しさ”じゃなくていい。
あなたが「これがいい」と思えたなら、それが“あなたの気持ち”です。
焦らずに、あせらずに、
その小さな気づきを大切に育てていきましょう。
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