僕の職場に「言われたことしかやらない」おばちゃんがいる。
「私言われたことしかやらないので~」と自分でも言っている。
社長からも「あなたは言われたことしかやらない!」と怒られたことがあるそうだ。
でも「言われたことしかやらない」ってそんなに悪いことだろうか。
「指示がないと動けない」とか「自主性がない」とか、そんなマイナスイメージが確かにあるけれど、
個人的には「言われたことをきちんとやる人」ってとても貴重で素晴らしい能力だと思う今日この頃。
学校でも家庭でも「言われたことしかやらない」ってフレーズ結構聞いてきたけど、
仕事をするようになってから、「言われたことをしっかりやりきれる人」の方が少ないんじゃないかと感じることが多々ある。
もっと言えば、悪い意味で「言ってないことまでやっちゃう人」も多い。
言われたことに着手せず、自分流で周りを巻き込み自滅している人が多くいるような気がする。
そう考えたら、言われたことをきちんとやる人って素晴らしい。
言われたことをしっかりやるというのは、「任されたことをきちんと果たす」ということ。
これは立派な責任感があるということだと思う。
責任感がある人は組織の中で何よりも大切だ。
それにトラブルを防ぐ力があるとも捉えられる。
余計なことをせず、決められたルールの中で決められたことをきっちりこなすことで、余計なトラブルを回避できる。
例えば
介護現場では利用者に対して、どのスタッフでも一貫した対応をとる必要があるケースが多い。
自分の勝手な判断で違う対応をしてしまうことで、利用者さんの安全や安心が損なわれる可能性がある。
「言われたことをきっちりとこなす」ことはとても重要で、大切なスキルなのだ。
言われたことしかやらないと「もっと自主性を持て」とか「考えて動け」と言われることも多々あるが、そういう人がいるからこそ組織がうまく回っているということにももっと目を向けた方がいい。
そういう人をないがしろにしない方がいい。
そして、
もし自分がそういうタイプで悩んでいるのなら、別にそんなに深く悩む必要はないよと伝えたい。
むしろそれは立派な才能だと伝えたい。
与えられた仕事をきちんとこなし、正確に動くことができる人は、結果的にどんな場所でも信頼される存在になるはずだから、もっと自信をもっていい。