スーパーおばぁちゃんの話

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こんにちは!
ヘルスコーディネーターの中澤 美栄です。


長年、看護師として患者さまに関わっていると、

もし自分の親が…家族が…、自分も…

と、患者さまを身近な存在に当てはめずにはいられません。


そして、救急救命センターやICU(集中治療室)には、日夜、


重症な状態

手遅れな状態


で、患者さまが運ばれてくることが日常でもあります。



突然、病が発症し、心の準備もできていないままに、


ご家族は病院に呼び出されます。


医師から現状を聴き、説明をされても


ショックから、一度で状況を理解できない方も多くいます。


それでも「わずかでも、可能性はあるんですよね?」と、

「1%でも希望があるのなら、全力で治療を続けてください。」


と、ご家族の回復を願われて、命をつなぐための処置を希望される方は多いです。



朝、笑顔で一緒に朝ごはんを食べたのに、


今ベッドに横たわる家族は、まるで別人で、声をかけても反応しない。


そんな、シチュエーションをこれまでに数えられないほど、
みてきました。


何回立ち会っても、慣れるものでなく、

ご家族の気持ちが痛いほど伝わります。



暗い話からスタートしましたが

本日お伝えしたいのは


死ぬならピンピンコロリ


が良いと思いませんか?

というお話



私は、自分の死因に目標があります。笑


どうやって死にたいか


考えたことありますか?


30代にしてはディープなこと言ってると思いますが、大切ですよ!


だって、いつ死ぬかなんて神様しか分かりませんからね。


ちなみに私は


老衰



で死のうと思ってます笑


1番、美しいと思います。
死に顔が。


それに、眠るように息を引き取りたいじゃないですか。


身体的苦痛がない、という意味でも。


闘病の末に亡くなるということは、


病院で大量の薬が投与され、生命維持の装置がいくつも付けられ

ご家族が最後を看取る時には、

元気だったあの頃が想像できないほどに変貌していることが多いのです。


顔がパンパンにむくんでいたり、

血色が悪かったり

顔にテープを貼ったりしなければならないので、

皮膚の弱いご老人はテープをはがした時に傷がつきます。



患者さまも、ご家族も
望んでいない状態ですよね。



厚生労働省が昨年発表した日本の平均寿命は、


女性 / 87.74歳

男性 / 81.64歳



ちなみに前の年から、女性が0.3歳、男性は0.22歳延びてるそうです。


人生100年時代ですからね。


で、この平均寿命まで


死ぬ直前まで、ピンピンとしていられた人がどのくらいいるのか

という話



厚生労働省が昨年発表した


日本の健康寿命


いいですか?


平均寿命ではなく


健康寿命ですからね



つまり



ピンピンとしていられた年齢の上限ということ


女性 / 75.38歳

男性 / 72.68歳


です


健康寿命とは、


介護など人の手を借りず、自分の身の回りのことは自分でできて、
健康的に生活する状態でいられる期間


つまり、

平均寿命-健康寿命=


女性 / 12.46歳

男性 / 8.95歳



平均して、この期間は介護が必要であったり

寝たきりの状態にあるということです



長寿大国であることを、誇らしく世界に発信していますが


これでは日本の介護問題が深刻になるばかりですよね。

データまでは追っていませんが、

病気の若年化も進んでいます。


看護師になりたての頃より、最近の方が

若くして病気を患う方が増えています。


20代、30代で、脳卒中や心筋梗塞を発症し

介護が必要な状態となる方が、増えています。

自分の親さえ、まだピンピンと元気なうちに。

なぜ、そんなことが起きるのか。


これは現代病です


大昔は、30代で癌を発症することも稀でした


悪い習慣や、間違った環境や食事は、
病気を育ててしまいます。


健康のために、健康診断はまめに受けましょう
人間ドックは若いころから受けましょう
もしものために、がん保険に入っておきましょう


そういうこと言ってるんじゃないです


病気を発見する以前の話


ちゃんと寝ましょうね

身体のためになる食事を摂りましょうね

休憩とりましょうね


ということ


すごーーーーーーーーく便利なものが、世の中に溢れています


忙しい現代人の支えとなる、

簡単 ・ 美味しい ・ 便利 なもの

お手軽になりました


たまには、いいと思います

でも、それが習慣になると

お手軽に病気を引き寄せます



忙しいのに、病院に通院する時間こそ
もったいないです。


自分の健康は、自分で守りましょう
ということです


病気の発見のために時間やお金を費やすより前に

自分は健康を守る生活ができているのか

病気を引き寄せる習慣を取り入れていないか

これを機に見直してみませんか?


ピンピンコロリで死ぬ方が、

自分にとっても家族にとっても
望ましいじゃないですか。


最後に、私の憧れるおばぁちゃんシリーズを紹介させてください笑


人気アニメONE PIECEに出てくる

Dr.くれは(ドクトリーヌ)知ってますか?

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始めてこの方を知った時、衝撃的にトキメキました。笑

ぴちぴちの141歳だそうです。


現実離れしてるくらいが、ちょうどいいんです。





もう少し現実的な素敵おばぁちゃんも紹介しておきます笑


桧山タミさん
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95歳の現役料理家です。

本の執筆もされていて、最近もテレビ出演されていました。

朝の日課は、たわしで“ 乾布摩擦 ”
食べものより良いお薬はない
と、著書に書いてありました。達人です。



ターシャ・テューダーさん
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アメリカの絵本作家・挿絵画家・園芸家・人形作家です。
92歳の時に他界されていますが、今もなお世界中にファンがいて、絵本や著書は書店に並んでいます。2017年には彼女の生涯が映画化されています。
おとぎ話のような世界の方ですよね。


以前、この記事で美しすぎる85歳を紹介しました。
おばあさんというのが失礼にあたりそうなほど。


ピンピンコロリを目指すための

健康コーディネートを生業にしています


本日もゆっくりできる夜となりますように♡
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