2023年04月30日(日)
京都11R 天皇賞(春)
3年ぶりに京都競馬場で施行される春の天皇賞春。
京都開催の当レースは、純粋に近走好調馬が有利の傾向が顕著。
京都開催の近3年で3着以内に好走した9頭中8頭は、前走がG2以上のグレード&2200m以上の距離で5着以内に走っていた馬という共通項。
この傾向に該当せず、唯一好走した2018年2着のシュヴァルグランは、1年前に2着、2年前に3着と、当コースのスペシャリスト系。
当レースを連覇したフェノーメノ、キタサンブラック、フィエールマン、そして3年連続で好走したシュヴァルグラン等々、年に一度の特殊条件で、リピーターの好走率が高い傾向も当レースならではの方向性。
シルヴァーソニックは、ステイヤーズS1着、前走レッドシーターフH1着と勢いのあるローテ。
前述の通り、京都開催の近年は、近走2200m以上の長距離戦出走馬の好調馬が圧倒的に有利の傾向。
血統構成は、オルフェーヴル(父ステイゴールド)×トニービン。
父ステイゴールド系は、京都開催の直近3年連続で3着以内に好走中。
トニービンの血を持つ馬も往年の特注血統。
当レースで3度好走したシュヴァルグランも、トニービンの影響が強いハーツクライ産駒。
尚、本馬の母エアトゥーレ、半兄キャプテントゥーレは、何れも1600m重賞レースの勝ち馬。
2018年の天皇賞春勝ち馬レインボーラインが1600mG1レースの好走実績を持っていたように、短距離指向のスピードを兼ね備えるキャラクターであることも、直線平坦コースで相応の才能が活かされやすい京都開催の春天では有利。
ジャスティンパレスは、前走の阪神大賞典(阪神芝3000m・G1)が上がり最速の末脚で1着。
長距離重賞だけに、好調馬の中でも近走上がり上位馬の期待値が高い傾向も当レースならではの方向性。
近2走以内に、G2以上のグレード&2200m以上の距離で上がり順位5番手以内の実績があった馬は、京都開催の近3年で複勝圏内に好走した9頭中7頭が該当する特注系。
血統構成は、ディープインパクト×Royal Anthem(欧州型ノーザンダンサー系)。
京都開催の2019、2020年は、ディープインパクト産駒のフィエールマンが連覇。
2019年はディープインパクト産駒のワンツー決着。
また、そのフィエールマンも、本馬同様に母の父が欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。
この血統構成馬の最大の強みは、古馬になっての伸びしろや成長度の高さ。
前走の阪神大賞典は、その片鱗を垣間見せるもので、今年の出走予定馬の中では最も更なる上昇の余地にも期待できる1頭。
マテンロウレオは近4走連続、重賞レースで5着以内に好走と堅実派。前走はG1レースで4着と好調ローテ。
ハーツクライ×ブライアンズタイムと、典型的な天皇賞春巧者の血統馬であることも強調。
トニービンの血が強調されたハーツクライ産駒は、2014~2018年で実に5年連続で連対。
2020年4人気3着ミッキースワローも、母の父がトニービン系ジャングルポケット。
母父ブライアンズタイム系も2018年4人気3着クリンチャー、2019年8人気3着パフォーマプロミスなど相性抜群。
母サラトガヴィーナスは現役時代の勝ち鞍3勝が全て1200m以下の短距離戦。
重厚な欧州の名血にプラスαで、スプリント指向の速い血を兼ね備える血統バランスも京都開催の春天向きと言えるキャラクター。
タイトルホルダーは、道悪馬場の阪神開催だった昨年の当レースを圧勝。
京都よりも阪神、スピードよりもタフさを要する競馬を好む典型で、昨年との比較ではパフォーマンスを下降させる可能性も。
推奨馬
シルヴァーソニック
ジャスティンパレス
マテンロウレオ