その日の次女は、ふてくされ顔で登場。
「学校、行かない」
その口調からは、“行きたくない”よりも、もう一段強めの“行かない”が漂っていました。
わたしは思いました。
——これは本気モードだな。
でも、無理に行かせる気にはなれず、しばらく見守ることに。
~「めんどくさい」に隠れたサイン~
声をかけてみても、返ってくるのは「めんどくさい」。
どうやら、すべてが“めんどくさい”らしい。
勉強も、身支度も、会話も。
ああ、これはきっとエネルギー不足なんだな、と感じました。
10歳になった次女。
自分の世界を少しずつ大切にしはじめていて、「自分の部屋がほしい」と言い出したばかりでした。
もしかして、心のエネルギーをチャージするために、環境を整えるタイミングなのかもしれない。
~お部屋づくり、という名の心のリセット~
思い切って、学校には「今日はお休みします」と連絡。
その代わりに、ずっと物置になっていた一室を“次女の部屋”にすることにしました。
いざ片づけを始めると、懐かしいおもちゃやプリントの山がどっさり。
わたしの心の中でも「全部捨てたい!」と「思い出が…」がせめぎ合います。
そして横では、懐かしい人形で遊び始める次女。
「邪魔するなら出てけー!」と言いたいのをぐっとこらえました。
それでも、なんとか“部屋らしき空間”が完成。
わたしは棚を組み立ててスペースを空けただけ。
次女は自分の荷物をどう置くか、どうすれば快適になるかを、黙々と考えて配置していました。
気づけば、家中もスッキリ。
出てきたゴミ袋は4袋分。
使わなくなったおもちゃは、次に使ってくれる人へ譲ることに。
~「めんどくさい」も、整えれば変わる~
朝は何に対しても「めんどくさい」だったのに、
いざ片づけを始めたら、夢中になって動く次女。
どうやら“やる気がない”わけではなく、
“やる気を出せる場所”が見つからなかっただけだったのかもしれません。
わたし自身も一緒に片づけながら、気持ちまで軽くなっていくのを感じました。
心が乱れているときこそ、環境を整えるのが一番の処方箋。
~今日の気づき~
「めんどくさい」は、休みたい・変えたいのサイン。
心の奥を片づけるように、身の回りを整えると、
不思議と前に進むエネルギーが戻ってくる。