数年前、「学校に行きたくない」と言いながらも理由がわからなかった次女。
それがだんだんと、自分の言葉で少しずつ気持ちを伝えられるようになってきました。
でも、行きたくない理由ってひとつじゃないんですよね。
言いたくない。
自分の気持ちがわからない。
考えたくもない。
どう伝えたらいいのかわからない。
言ったら私を困らせるかもしれない。
自分が悪く見られるのがイヤ。
子どもの中には、そんな複雑な気持ちが渦巻いているんだと思います。
どうしたら本音を聞けるのか
以前のわたしは、つい“質問攻め”になっていました。
「どうして?」
「何がイヤなの?」
「なんでそう思うの?」
次女から返ってくる答えは、いつも同じ。
「わかんないけどイヤなの」
そう言われるたびに、モヤモヤ。
理由がわかれば助けてあげられるのに…と焦っていました。
~友人に教えてもらった「紙に書く」方法~
そんなとき、友人から教えてもらったんです。
「気持ちを紙に書き出すと整理できるよ」と。
話すよりも、書くほうが安心できることもある。
だから次女に、「見せたくなければ見せなくてもいいし、書いたあと破ってもいいよ」と伝えました。
ある朝、「紙に気持ちを書いてみない?」と誘ってみると、
まず次女は「学校行きたくなーい」と一言。
「そのまま紙に書いてごらん」と言うと、スラスラと鉛筆が動きました。
紙には
「がっこうにいきたくな~い」
「他には?心はなんて言ってる?」と聞くと、少し考えてまた書き出す。
そのあいだ、わたしはただ「そっか」「うんうん」と相づちを打つだけ。
否定も、アドバイスも、急かすこともしません。
そして最後は、書いた紙をびりっと破って捨てました。
それだけで、次女の表情がすっと柔らかくなるのを感じました。
わたしの表情も 柔らかくなっていたのかもしれません。
~書くことで、心を整理する~
紙に書き出すことで、自分の気持ちを客観的に見られるようになったんだと思います。
「なんでこんな気持ちになるんだろう」と、自分でも気づいていく。
わたしはただ隣で「うんうん」とうなずくだけ。
それで十分なんだと、このとき初めて感じました。
~今日の気づき~
話すより書くほうが、心の奥の声に気づけることがある。
そして「見せなくてもいい」「破ってもいい」と伝えることで、
子どもは安心して“本当の気持ち”と向き合える。
解決するのは子ども自身、わたしはただ寄り添っていようと思った。