趣味:久々に手にした、そういうカード。

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先日、久々にタロットカードを手に入れました。
とっても愛らしいイラストだったので、思わず衝動買いです。

ええっと、何をいきなり、と言われそうですが(苦笑)、実は私は高校生の頃は不思議な事に占い師めいた事をしていました。
と、いうよりもさせられていた感じですかねぇ。

私が二年生だったかの時の文化祭で、出し物をどうするかを部室で話しあっていました。
三年生は就職活動とかで忙しかったので、部活は一・二年生まかせ。
さらに、クラスごとの事に関しては私の場合、劇をやるらしかったので舞台装置のお手伝いをしたんで、文化祭当日は完全免除というラッキーな状態でした。
で。
オカルトファンが部員に多かった、我が文芸部では占いの館をやろうぜ!という事になりました。
理由は居たって簡単。
当時、私は部員相手にタロット占いを良くやっていたからですw
「人と同じなのは余り好きじゃない」という私の悪いクセで、その時に使っていたのはなんと自作のタロットカードでした。
しかも、イメージが掴みやすいからと大アルカナのみでの占いでした。
※親の我が侭で何度も引っ越しを繰り返している内に、残念ながら紛失してしまいました。

そして。
文化祭当日。
薄暗くした部室で、何十人ものお客さん相手に頑張りました。
ええ、頑張りましたとも。

ヘトヘトになりながら、二日間ある文化祭の第一日目が終わった頃、他の友人や部員に言われたのが、
なんだかいつも長蛇の列だったこと(道理で飯にも休憩にも行けなかった訳だorz)。
凄く当たっていると、お客さん達が絶賛してくれていたこと。
…でした。
はぁ、そうですか。とフラフラになりながら、遅い昼食を食しながら話を聞いていました。

文化祭二日目。
その日は、まさに地獄を味わいました。
噂になってしまっていたらしく、なんと先生や他の学校の生徒までもがやってきてしまったんです。

さらに、文化祭が終わった数日後。
放課後、あいかわらず部室でウダウダしていると、扉を開けて「すんませーん、●●さんっていますぅ?」と聞きなれない声が。
別の高校の生徒さんが、わざわざやってきたんですよ…占ってくれ、と。
もうね、ビックリでした。
文化祭で占ってもらった人から、その噂を聞いたとかで。
仕方なく、占いました。珈琲を一杯おごってもらう代わりに(笑)。

家庭の事情、人生に行き詰まっている悩み。人間関係などなど。
数人を占い終えた後、嬉しそうに感謝をしつつ帰っていく彼ら彼女らを見送りつつ、「なんでやねん」と思ったのは秘密です。
そういうことが、ひと月ほど続き…なんかもう、神経削れました(笑)。

そもそもの始まりは、オカルトマニアな同学年の部員かつ友人の影響でした。
彼女もタロットカードで良く占いをしていたんですが、今一つ当たらないと愚痴っていたんですね。
で、私もやってみたいと思って始めたのがきっかけでした。

そして、面白い体験をして以降、タロットは意志を持っているのでは?なんて怖い事を考え始め、たまにクラスメートを占ったりしていたら…上記のような事態(?)になってしまったんです。

その面白い体験とは。
説明書には「同じ事を3度以上、しつこく占ってはいけません」と書いてありました。
にも関わらず、示された結果に納得出来ず回数を超えて占ってみたんですよ。
その限界を超えた4度目に出たカード。
それは、死・破壊・不和・失敗などを示すカード。
そして「しつこい、くどい」と取れるカードが、ででーんと。

それまでは、毎回同じような似たような内容のカードが、さらに同じような位置で示されていたのに、です。

驚いて、ひとまずその日は占いをやめ、翌日に改めて4回占ってみました。
すると、3回目までは同じような内容が、同じような位置でカードが並びました。
ですが、4度目はやはり前日の4度目と同じような感じのものが。
さらにおまけで「しつこい、くどい」と。

偶然なのか何なのか、学生時代の多感な頃でしたし、それはそれは驚きましたよ(笑)。
自作カードだったから、余計に相性が良かったのもあるのかも知れませんね。

それ以降は、友人に頼まれた時のみ占ってあげる程度になり、だんだん占いからも離れて今に至ります。

最近ネットをあちこち眺めていて、占い師にも資格的なものがあるんだなぁと、感心していた矢先、始めに書いた通り愛らしいカードをみつけ、ピンと来たので買ってみた、という訳です。

まだ、新品で馴染まないので、カードを切ることすらしていませんが、また自分でちょっと占ってみようかなって思っています。
はてさて、買ってきたこの可愛いカードが言う事を聞いてくれるかな?
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