さまざまな視点から得られる答え

記事
学び
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

本日のテーマは、

「争い」

です。




3連休も2日目。皆さんはどんな休日をお過ごしですか?

僕は今月末のトレイルランの大会にそなえて、山に行ってきました。

その時に奇妙な光景を目撃したのでお伝えします。




連休ということもあって、日曜日の登山は大賑わいでした。

僕が山の入り口に到着した時点で、1人や2人で登る登山客よりも、団体で訪れている人達の方が多かった気がします。

僕はいつも通り、1人でたんたんと山を登っていきます。

道中、たくさんの人とすれ違いましたが、

「こんにちはー」

とすすんで挨拶するだけで、ほとんどの方が笑顔で挨拶してくれます。

やっぱり山はいいものだ。

そう思ってしばらく進んでいると・・・。


山には、1人しか通れない道が存在します。

たくさんの人が行き来する山の中で、1人しか通れない道をどうやって攻略するのか。

答えは簡単、お互いに譲り合って進んでいきます。

挨拶から関係性を作り、互いに協力します。また、人を追い抜く時も、事前に挨拶をして、自分の存在を伝えることもあります。

これは山だけじゃなくて、日常生活にもある光景だと思います。

5合目付近に到着。

山が混雑し始めた時、僕は山を走って登っていく、若い男性の姿を見つけました。

その男性は手慣れた感じで、

「すいません。通りまーす」

と前方の人に一声かけて、道を進んでいきます。彼がさわやかだったというのもありますが、ほとんどの方が好意的に道を開けていきます。

彼は速く山を登っていたので、僕も走りの参考にするため、彼の後ろをついてきました。

しばらく進んでいくと、前方に団体で登山をしている人達が見えました。

この団体の人数は10人を超えていたかもしれません。一番後ろの方は男性で、おそらく登山経験者。仲間の登山の様子を見ながら、指示をとばしています。年齢は40代から50代の中年男性です。

この団体はゆっくりと前へ進んでいます。そして、彼らが今現在通っている道が、人が1人しか通れない道だったんです。

「これはしばらく先に進めないかも」

僕の予感は的中し、彼らは山の道をしばらくふさいでいました。

「どうしようかな」

僕がそう思っていると、僕の前にいた若い男性が動きました。

中年男性を追い越そうとしたのです。

「兄ちゃん、なにしてんねん!」

突然、いつもは静かな山の中で怒声が響き渡りました。

中年男性は若い男性をにらみつけ、言葉を続けます。

「前に人がおるから順番やろ。自分の事ばっかり考えやがって」

そう言って、彼は若い男性の胸を小突きました。

危ない!

幸い、若い男性は鍛えているのか。男性の攻撃に動じる事もなく、そのまま黙って前に進んでいきました。

「なんや、常識ないやつやな」

中年男性は吐き捨てるように言いました。







この場面、一体誰が悪いんでしょうか。

皆さんはどう思われますか?

まずは団体の一番後ろにいた、中年男性。

彼が見た光景はどんなものだったのか。

人が1人しか通れない細い道。それを自分達が進んでいたのに、若い男性が突然追い抜こうとしたので、動揺したのかもしれません。

「自分たちは登山を楽しんでるのに、何で邪魔をするんだ」

そう思った彼の目には、若い男性の姿が敵に見えたのかもしれません。




続いて若い男性。

「さすがにこの団体の渋滞は長過ぎる。とりあえず前に進もう」

そう思ったのかもしれません。

ただ、若い男性の行動理由がこれだけだと、自分勝手に見えます。

なので、ここで僕が見ていた光景を付け加えます。

彼が追い抜こうと行動を起こす前、中年男性はある行動をとっていたのです。

それは写真撮影です。

僕らが立ち往生している時。中年男性は前を歩いている仲間の姿を撮影するためにスマホを構えていたんです。

つまり、

中年男性は山を登るという行為ではなく、撮影するという行為をしていたんですよね。

そう考えると、若い男性が中年男性を追い抜こうとするのも理解できます。

若い男性は速く登るために山を走っているんですから。




そして、僕から見た視点。

前にいた中年男性が、仲間を撮影するためにスマホを取り出したことを確認し、若い男性は進んでいいと判断した。

そこで若い男性が追い抜こうとしたら、中年男性が罵声を浴びせた。

中年男性はさらに、若い男性の身体を小突いた。

ここは山の中、足場が不安定な場所だったらどうなっていたか。

そして、

若い男性はそんな中年男性を無視して前に進んでいった。

その彼の姿に、中年男性はさらに暴言を続けた。




これが僕が見ていた物語の内容です。

皆さん。誰が悪いと思いますか?










追伸
 この光景を見て、僕が一番最初に思った事。

それはどんな場面でも、暴力はいけない。

という事です。

突然の出来事とはいえ、自分を追い抜こうとした若い男性に暴言を吐き、人を小突く。

人の行動や言動は、日頃の行いが反映されます。突然の出来事ならなおさらでしょう。

今回の場合。普段の中年男性の考えがまともで、どんなに素晴らしい考え方だったとしても、暴言と暴力がすべてを打ち消しています。

若者が先に進もうとする行為が軽率だったとしても、彼が若者に対して誠実に説明する人だったら、若い男性も無視をすることはなかったかもしれません。

人に何かを伝えるなら。伝えたいのなら、まずは丁寧な言葉。

そして、誠実な対応。

これが一番だと思います。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら