人生はかけられる言葉で決まる

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。




人について考える。

本日のテーマは、

「人生の転機」

です。




これは、とある会社のお話です。

同じ時期、同じ会社に入社したA君とB君。

2人は同期で、同じような成績です。

同じ課に配属され、

会社のために頑張っていこう!

2人とも真剣にそう思っていました。




入社3日目。

B君は寝坊し、会社に遅刻をしてしまいました。

遅れてきたB君は上司に怒られ、

「同じ課のみんなに迷惑をかけたから謝って来い」

そう言われ、1人1人に謝罪をして回りました。

一方、A君は、毎日30分前に会社に出勤し、会社ではどういった業務が行われているのかを先輩たちに聞いて回りました。




入社して1ヶ月。

A君は先輩や上司から可愛がられるようになりました。

そして、

B君は「遅刻するなよ」という声を、みんなからかけられるようになりました。

B君が遅刻したのは入社3日目。

たった1回です。

A君とB君。2人が行っている仕事にそれほど差はありません。

むしろ、B君の方が効率よく仕事をこなします。




入社して3ヶ月。

A君は上司から新しい仕事を任されるようになりました。

そんな彼の成長を祝って、先輩達が声をかけてくれます。

「頑張れよ!」

A君は仕事が楽しい。

そう感じるようになりました。

A君とB君は同期。

日頃からA君と仲が良いB君は、自分の事のように喜びました。

しかし、

「お前、Aに差をつけられてるぞ」

先輩の一言から、素直に喜べなくなります。

そして、

「遅刻するなよ」

といういつもの言葉を投げかけられました。




6ヶ月後。

A君はさらに大きな仕事を任されるようになりました。

A君は仕事にやりがいを感じ始めています。

一方、B君は。

「差をつけられてるぞ」

の一言以来。

A君と積極的に会話を交わす事がなくなりました。

A君は同期だからとB君を気にかけてくれます。

しかし、

B君はA君を見ると、あまりいい気分にはなれません。

そんなB君の携帯に一通のメールが届きました。

タイトルは、

「転職の希望に関するご連絡」

メールを見た後、B君は何かを決意して立ち上がりました。










この話をご覧になって、皆さんはどう思われたでしょうか?

話自体はフィクションですが、これと同じような状況を、僕は見たことがあります。

皆さんはどちらに感情移入されましたか?

A君、それともB君でしょうか。




今回の話でお伝えしたかったのは、

「人は期待に答えたくなる生き物」

という事です。

「いいぞ! 頑張ってるね」
「よし、応援してるからな!」

周りからの応援があれば人は頑張れる。

これは、野球やサッカーなど。アウェイよりもホームのほうが勝率が高いのと一緒です。

期待されると人は答えたくなるんです。

そして、

その期待が悪い方向へ向かうと、

「遅刻するなよ」

と言った言葉かけになります。

職場のみんなも悪気はありません。

ただ、B君が遅刻したことによって、そのイメージがついてしまったんですよね

同じような能力を持った2人が、全く違う人生を歩む。

そのキッカケが周りの評価になってしまうんです。




これを知っているだけで、人の教育やかける言葉も変わってきます。

皆さんは普段、周りの人にどんな言葉をかけていますか?

同僚、部下、家族、子ども。

皆さんはどんな人を育てたいですか?

「人を育成したい」

というご相談が多かったので、知識としてお伝えさせていただきました。
















































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