下山ルートでの学び

下山ルートでの学び

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有馬方面への下山ルート。

最初の砂利道からぬかるみ。

徐々に進んでいくたびに、身体が加速していく。

「こわっ!」

いつもなら、身体の重心を後ろに傾け、スピードをおさえながら進む道。

重心を前にすると、人の身体は思った以上に加速する。

そして、

時折訪れる曲がり角。

曲がり角でブレーキを踏むとどうなるか。

ズザザザザザ!!

滑り止めのないランニングシューズは盛大にすべり、制御を失った足を体勢を作って立て直す。

「危なっ」

このやり方、絶対間違ってる気がする(笑)




スノーボードにはそもそも、道を曲がるという概念がない。

下り坂の中で、身体を傾けて制御する。

下りの道は開けており、ただ滑るだけなら問題はない。

ただ、そこに曲がり角が加われば・・・。

結論。

下り坂で思いっきり走っている中、曲がろうとすると、


危ない


当たり前過ぎる答え。


大切なのは、自分の速度とそれを制御できるブレーキ能力。


自分の速度は己の肉体。

そして、ブレーキの性能はランニングシューズ。

やはり、滑り止め付きのトレイルシューズが届いてから挑むべきだったか。

全力で走るのはあきらめて、ほどほどの力で気をつけながら山道を下っていく。

・・・。

しばらく進むと慣れてくる。

スピードをおさえれば、道は苦もなく曲がれるし、勝手に加速するので風が気持ちいい。

次々と変わる道のコンディション。

道のどこに足を乗せていくか、どこに配置すればスピードが落ちないか。

常に頭の中で考えながら、足を置いていく。

これが楽しくなってくる。

背中を誰かに押されながら、迫り来る問題に答え続ける感覚。

「こんにちは!」
「こんにちは!」

すれ違う人との会話も一瞬になったので、なるべく早めの挨拶を心がける。

下山までどれくらいかかるかな。

六甲山のいつもの下山ルートなら、1時間ぐらい。

でも、有馬方面のこの感じだと・・・。

突然、道路が目の前にあらわれる。

「天然温泉」

道路の向こう側には大きな温泉施設。

「え、もう終わり?」

僕はあっという間に目的地に到着したのでした。

追伸 
 上りのコースは1時間20分強。

それに比べて、

下りのコースは29分51秒でした。

下り坂って速い!

六甲山方面のコースは岩山があって、悪路も多め。

さまざまな障害物コースといった印象だったのですが、有馬方面はただただ下るだけ。

複雑な地形もなく、急な下り坂も一部のみ。

もし、楽しい登山をするのであれば、有馬方面からがオススメですね。


































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