正直に言うと、私は30代前半まで、かなり遠回りをしてきた人間です。
「いつか本気出せば何とかなる」と思いながら、資格の勉強を3回挫折した。転職サイトを1年間ブックマークしただけで開かなかった。「もっと自分に合った方法があるはずだ」と言い訳して、結局何も始めなかった時期もある。
だから今、SNSで輝いて見える人たちを見ると、正直ちょっと悔しい。
「なんでこの人はこんなに最短距離で進めるんだろう」と。
でも最近、自分なりに分析していくうちに気づいたことがある。
遠回りする人と遠回りしない人の差は、「才能」でも「運」でもない。ある3つの習慣を持っているかどうか、それだけだった。
今日はその3つを、私の失敗談も交えながら正直に書いていきます。読み終わったとき、「これなら今日から私にもできそう」と思ってもらえたら嬉しいです。
1. 「決める前に調べすぎない」人
遠回りする人の典型パターンがこれだ。俺自身がそうだった。
転職したいと思ったとき、私は「後悔しない決断をしたい」という理由で、半年間ずっと情報収集だけしていた。転職サイト、口コミサイト、YouTube、ブログ。気づいたら「調べること」自体が目的になっていた。
心理学には「分析麻痺(アナリシス・パラリシス)」という言葉がある。選択肢や情報が増えすぎると、人は逆に動けなくなるという現象だ。情報収集は安心感を与えてくれるけど、その安心感は「行動しない自分」への言い訳にもなりやすい。
遠回りしない人は、ある程度調べたら「じゃあ、まず小さく試してみよう」と切り替える。完璧な答えを情報の中から探すのではなく、行動しながら答えを作っていく。
<今日からできること>
今悩んでいることを1つ思い浮かべて、「情報収集」に使っている時間を半分にして、代わりに「1つだけ試してみる」時間に変えてみてほしい。
2. 「今の自分」と比べる人
SNSを見ていると、どうしても他人と自分を比べてしまう。私も正直、同世代の起業家や、フォロワーが多いブロガーを見て落ち込むことがある。
ただ、遠回りしない人たちを観察していて気づいたのは、彼らは「他人の今」と「自分の今」を比べるのをやめて、「自分の過去」と「自分の今」を比べているということだった。
これは心理学でいう社会的比較理論と関係している。他人との比較(社会的比較)は一時的なモチベーションにはなるけど、劣等感や焦りを生みやすい。一方で、過去の自分との比較(時間的比較)は、着実な自己効力感を育ててくれる。
半年前の自分より、今日の自分は何が変わったか。1年前の自分より、今何ができるようになったか。この視点を持っている人は、他人のスピードに振り回されずに、自分のペースで前に進める。
<今日からできること>
夜寝る前に1行だけ、「今日、半年前の自分より進んだこと」をメモに書いてみてほしい。どんなに小さなことでもいい。
3. 「小さく始めて、修正しながら進む」人
これが一番大きな差だと思う。
遠回りする人は「完璧な計画」を立ててから動こうとする。でも計画通りに人生が進むことはほとんどない。だから計画を立てる時間が長ければ長いほど、実際に動き出すタイミングを逃してしまう。
遠回りしない人は逆だ。7割くらいの完成度で始めて、動きながら軌道修正していく。行動心理学のナッジ理論でも言われているけど、人は「小さな最初の一歩」さえ踏み出せれば、そこから次の行動が自然と生まれやすくなる。逆に最初の一歩が大きすぎると、腰が重くなって動けなくなる。
俺自身、ブログを始めるときも「文章力なんて全然ないし、恥ずかしい」とずっと思っていた。でも「とりあえず1本書いてみよう」と決めて公開してから、少しずつ書き方が分かってきた。最初から上手く書けたわけじゃない。書きながら覚えていった。
<今日からできること>
「完璧に準備してから」ではなく、「今できる7割の状態」で、今日中に何か1つ小さく動いてみてほしい。
最後に
遠回りしない人は、特別な才能を持っているわけじゃない。
調べすぎて止まる前に、小さく試す
他人ではなく、過去の自分と比べる
完璧を待たず、7割で動き出す
この3つを意識するだけで、進むスピードは確実に変わってくる。
俺自身、今も完璧にできているわけじゃない。むしろ、書きながら「あ、これ今の自分に一番刺さるな」と思いながら書いた記事だ。
もしこの中で1つでも「これは自分にも当てはまるかも」と思うことがあったら、コメントで教えてほしい。一緒に、遠回りしない生き方を探っていけたら嬉しい。