本日も記事をご覧いただきありがとうございます。
長い上りの区間を抜け、砂利がたくさんある、ゆるやかな坂を駆け上る。
道が開けた先には、登頂前の休憩施設。
到達時間を確認する。
「1時間7分24秒」
いやいや・・・。
最初の登山で2時間かかった上りを、1時間7分。
さすがに速過ぎる。
計測の仕方を間違えたかな。
前回の登山を思い返して比較してみる。
以前と違うところ。。
あ、
自転車で登山の入り口まで来たんだ!
上り口までのランニングのタイムが入っていない。
ということは、
+20分ぐらい。
1時間30分といったところか。
自動販売機で命の水を購入し、イスに腰を下ろす。
ここからは有馬方面への下りルート。
トレイルレースは上りと下りを合わせて行われる。
前回は時間がなかったため、下りルートに行かなかった。
時計を確認する。
「よし、十分間に合う」
今回は時間がある!
下山のタイムが把握できれば、本番のタイムもある程度割り出せるようになる。
下りの練習も一応行ってきた。
ある程度、重心を後ろにしてスピードが出過ぎないようにする練習。
しかし、
スノーボードなどは、重心を前にしないとボードをコントロールできない。
もしかしたら人間の体も一緒なんじゃないか。
そんなことも思い始める。
大昔、彼女と一緒に雪山に行ったことを思い出す。
「ほら、前に重心かけないと! ボードをコントロールできないよ!」
そんなこと言われても!
初めてのスノーボードに戸惑う僕。
雪山に向かう車内で、彼女は得意げにスノーボードのテクニックについて語っていた。
「ほら、怖がらない。怖がってるから、重心が後ろにいってるんだって!!」
彼女の声が小さくなる。
そして、ものすごい勢いでボードは加速していき、僕は盛大に転んだ。
「ほら、怖がるから」
倒れている僕の横で、彼女は笑った。
そんな彼女の横顔を見て、僕は思う。
問題なのはスノーボードのテクニック
ではなく、
初心者がいきなり上級者コースで練習させられていることだと思う
そう、彼女はスパルタだったのだ。
1回だけ、重心を前にして走ってみようかな。
過去を振り返りながら、僕は有馬方面への下山を始めたのでした。
追伸
人の考え方は過去の環境や、経験に基づいています。
昔の僕は、必ずマニュアルを見てから行動を起こすタイプでした。
しかし、
雪山での上級者コース。
あの経験が僕を変えたんですよね。
「できるわけがない」
という感情が、
「できるんじゃないか」
という期待に変わった瞬間、人生は楽しくなります。
自分の考え方、限界を超えるには、まず自分の中の常識を打ち破ること!
もちろん、
このお話は無茶な行動を推奨するものではありません。
ただ、
それぐらいの覚悟があれば、いくらでも世界は変えられる。
僕はそう思うようになったんです。