今日は久しぶりによく降りましたね。
明日はまたよく晴れて気温も高く
なりそうですので、体調を崩されませんよう
お気をつけくださいませ。
さて、現在探究ラボでは
『暑さ対策グッズ』を考えてもらっています。
すぐにアイデアが出てくるお子さんもいれば、
3週経っても自分が納得できるようなアイデアが
出てこないお子さんもいらっしゃいます。
昨日も、「こういう考えるのが苦手なんですよ〜」
と困っているラボ生がいました。
もちろんこのラボ生だけでなく、結構考えるのが
苦手なお子さんがいらっしゃいます。
ただ、これから必要となるのは、
思考力・判断力・表現力であり、
「人間にしかできない能力」です。
〜21世紀型教育機構理事の石川一郎氏の著書
『いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革より〜
これらの力は幼児期が勝負といわれてはいますが、
私は何度も繰り返せばつけられる能力だと
思っております。
早いに越したことはないかと思いますが、
高学年でもやらないよりやった方が良い!!
ご家庭でもできることはありますので、
ぜひ取り組んでみてください。
今日はまず「思考力をつける方法」を
お伝えしますね。
以下の3つの問いかけをしてみてください。
① 「なぜ?」
親「今日は暑いよね〜。なぜだろう?」
子「夏だからじゃない?」
親「なぜ、夏だったら暑いんだろうね〜」
と、出来るだけ多く考えられるように問いかけて
みましょう。
② 「つまりどういうこと?」「ひとことで言うと?」
物事を短い言葉でまとめるというのも、物事の本質や
要点を理解する力がどんどん伸びていくそうですから、
ぜひ試してみてくださいね。
③ 「どうすれば良い?」
例えば、お子さんが料理にチャレンジして
失敗してしまった時に、「どうすれば失敗せずに
美味しく作れたと思う?」などと思案してもらう。
とにかく考える機会を多くしてあげることが大事です。
親は分かっていても聞いてみる。
そして、絶対にやらないで欲しいのは、
「それは違うよ!!」と言うこと。
繊細なお子さんだと、それで意見を言うことすら
できなくなってしまうこともありますからね。
親側も「思考力」のために!!
などと思わず、お子さんがどんなことを
考えるのかを楽しんでみてくださいね。
次回は「判断力」をつける方法をお伝えしたいと
思います。
それでは今日もゆっくりおやすみくださいませ。