俺のお笑いはドストエフスキー級だ-by中田敦彦

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ネット界隈で漫才コンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さんの発言が話題になっています。

簡単に説明すると、中田さんは自身のYouTubeチャンネルで「松本人志氏への提言:審査員という権力」とのタイトルで、「日本のお笑いが支配されている」と松本さんへの批判を展開したんですね。

要するに松本さんが沢山のお笑い系の賞で審査員を務めており、多くの芸人が彼の影響を受けすぎているといっています。

この主張が正しいかどうかはこの際どうでもいいでしょう。

興味がある方は中田さんのYouTubeチャンネルで当該番組をご覧ください。

私が興味があるのは彼のこの発信に対する芸人やお笑いが好きだと称する人たちの反応ですね。

中田さんは面白くないとか、中田さんのネタで笑ったことがないとか。

松本さんは凄いとか、涙が出るほど笑わせてもらったとか。

しかし、これらの批判は本筋を外しています。

中田さんは自分の方が面白いといっているわけではなく、松本さんの影響力が大きすぎるといってるんですね。

それならそれに対して反論しないと。

それから中田さんが面白くないとの意見ですが、私は「アッチャンカッコイイ」はあまり響かなかったですが、「Perfect Human」には本当に感心しました。

彼には特別のセンスがあると思います。

そして、テレビ番組「しくじり先生」でさまざまな偉人の生涯を紹介したときもあまりのうまさに感嘆しました。

彼には飛び抜けたプレゼンテーション能力もあります。

その後彼は活躍の場をYou Tubeに移し、さまざまな番組を作り出しています。

はっきりとはわかりませんが、恐らく収入はテレビに出ていたときよりも多いんじゃないかな。

そして海外移住したり。

オリラジは、2020年12月末に吉本興業を辞めて独立しています。

吉本の関係者は「基本的にうちのタレントは中田を相手にしてません。中田がこれまで後輩芸人の面倒を見たり、テレビ局のスタッフに対して気配りしていたら、彼らから尊敬され、テレビ出演のオファーが来てたかもしれません。その辺りは相方の藤森とは正反対です」と語っています。

何もわかってないようですね。

オワコンのテレビにいつまでもしがみついていて、センスが古すぎる。

中田さんがテレビやお笑いといった枠の中に留まるような人ではないことがわかっていない。

とはいえ、彼はテレビやお笑いを完全に棄てたわけではなく、ときどき帰って来ます。

そして、今回のように引っかき回して世間の注目を集める。

そういう意味では彼を批判している人たちは完全に乗せられたわけです。

ところで中田さんはこんなこともいっています。

「あとですね、『中田で笑ったことねえから、お前が何を言おうが響かねえ』とか、そう言う人もいるんですよ。それがね、中田で笑ったことあるかないかの問題で言うと、中田で笑うのって結構知性いるからね。

言いたくないんだけど、『俺、ドストエフスキー面白いと思ったことないんだよね』とか『モーツアルトでノったことないんだよね』みたいな感じで、あんま言わない方がいいよ(笑)。中田を面白いと思わないって、ドストエフスキー読めないとか、モーツアルトがわからないのと一緒だから。後世恥かくから。知性が必要なんだよな、中田で笑うのは」

おもしろいですねえ。

彼にもコンプレックスがあるようです。

このドストエフスキーうんぬんの下りは削除されたようですが、自分でも気がついたのかな。

理解するために知性が必要な笑いを生み出したのは、実は松本さんだといわれていますが、それはいいとして、せめてセンスが必要だといえばよかったのに。

最後に書いておくと、驚くかも知れませんが、実は私は中田さんがそれほど好きではありません。

才能とセンスを認めているだけです。

キングコングの西野さんと同じですね。

彼らは今後もトリックスターとして活躍し続けるでしょう。

では

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