社会福祉士って、どんなお仕事するんだっけ?
と、よく言われます。
『社会福祉士』って、聞いたことあるけど、
具体的にイメージできなかったり、
『介護福祉士』さんとよく間違われたりします。
私も、通信の大学で学び始めるまで、よく理解していませんでした(笑)
『社会福祉士』は、
「相談援助」を主なお仕事とする福祉の専門職です。
社会福祉士の仕事は、社会福祉援助(ソーシャルワーク)と呼ばれ、
①障害や病気などの理由により福祉サービスを必要とする人々からの相談を受け、
②他の福祉サービスの提供者・医療機関と連携し、
③相談者の自立に向け、専門的な知識と技術で的確な助言や指導、その他の援助を行います。
と言われてもまだまだイメージできませんね。
具体的なところだと、、、
「介護の現場」では、生活相談員と呼ばれていて、介護サービスの利用希望者やその家族からの相談を受け、その方にあったサービスが提供できるよう配慮してあげたり、
「医療の現場」だと、医療ソーシャルワーカーと呼ばれ、患者さんや家族の精神的・経済的な不安に対して、フォローや支援をします。医師や看護師との連携や調整を行ったりもします。
「児童の分野」だと、スクールソーシャルワーカーとして学校を回ったり、児童施設などで子どもたちの取り巻く環境や、家族に対して対応しています。
他にも、障害者へのサポートや、社会福祉協議会などで地域の福祉をサポートしていく業務もあります。
と、福祉サービスが関わる現場に、なりを潜めて?存在しているのが社会福祉士です。
呼ばれ方が現場によって変わるので、『社会福祉士』という名称が広がらないのかもしれません。
ま、要するに、、、
困っている人の味方になってくれる人なんです。
これが『社会福祉士』の正体であります。
独身のおじいちゃんがちょっとボケちゃってお金の管理できなくなっちゃったよ。
事故で障害を負ってしまったけど、働きたいよ。
遠方に住んでて親の介護ができないよ。
子どもの居場所がないよ。
とかとか、このご時世、日常生活を送るのにも困り事が絶えない人がたくさんいらっしゃいます。
そんな方々を、愛と誠実性を持って全力で助ける!
というのが、私の社会福祉士のイメージです。
一人ひとりの尊厳を重んじ、多様性を認め、人権と社会正義を支持し、元気づける!!
のが社会福祉士なのです!
社会福祉士はスーパーヒーロー!?
と言いたいところですが、
実のところ、社会福祉士ってそんなに権力持ってないことも(笑)
助ける!!というよりは、間を取り持っていい感じに持っていく。
という、やんわりとした役割を担っていたりします。
社会福祉士ができることは、ご利用さんの立場に立って、ゆっくりお話を聞いてあげる、少しでもこの混沌とした世の中で福祉(幸せ)を感じていただくお手伝いができるということです。
もちろん、社会保障制度、介護制度、福祉制度に詳しい知識を持っているのも特徴です。
日本にはたくさん使える制度があるのですが、ちょっと複雑でわかりにくい面もありますよね。
面倒くさい!と敬遠したり、そもそも制度について知らなくて、サービスにつながっていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こういった知識を駆使して、困った方々のお役に立てるように配慮するのも社会福祉士のお仕事だと思います。
生活をしていて困ったことがある時は、お近くに潜んでいる(笑)社会福祉士にご相談されると良いと思います!
そして、社会福祉士の評判を広めていただき、知名度アップにつながると嬉しく思います!
読んでいただきありがとうございました^^