テレワーク関連の施策

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コラム
パーソル総合研究所は、第6回「新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査」結果を発表しました。

この中で、テレワーク関連の施策があげられていましたので、本日紹介します。テレワーク関連の施策トップ10は、次のとおりです。

1.遠隔会議システムの導入・利用促進
これはテレワークのインフラとして、必須ですね。

2.ビジネスチャットツールの導入・利用促進
こちらも、離れた環境で仕事をする場合は、ぜひ導入したいですね。ちょっとしたことですが、コミュニケーションが取りやすくなります。

3.いずれもない
この回答が3位でした。(-_-;)

4.退勤・出勤労務管理のITツール導入・利用促進
勤務状態が分からないので、出勤管理を行うためのツールです。

5.上司との定期面談の機会の増加
上司は部下の状態が見えないので、仕事は順調なのか、問題はないのか、頻繁にオンライン面談を開き確認したくなります。

6.働き方についての経営層からのメッセージ発信
社員同士が顔を会わさず、会社にも出社しないため、会社から気持ちが離れがちになります。経営は、決してそれを望んでいるわけではなく、社員の働き易さを考えてテレワークを実施していることを伝えます。

7.オンラインでの朝会・夕会の実施
お互いの様子が見えないので、認識齟齬を減らすために、会議を頻繁に行います。

8.チームの業務進捗管理ツ―ルの導入・利用促進
対面のように、ちょっと会ってすり合わせることができないので、ITツールを使い共有すべき情報を見える化します。

9.オンラインの懇親会・レクリエーションの実施
社員同士が顔を合わす機会が減り、お互いの気持ちが離れていきがちのため、頻繁にオンラインでのイベントを開催します。

10.働き方についてもアイディアや工夫の共有
長い間、一人自宅でテレワークをしていると気が滅入ったり、体調に異変をきたしたりします。みんなでつながる時間をとりながら、快適に働くアイディアを取り入れます。

以上、トップ10でした。

テレワークは、自宅の環境が整っていれば、一人で集中してやる作業に、とても向いています。一方、みんなでブレンストーミングするには、あまり向いていませんね。

今後、人材獲得が激化することが予想されています。マッチする人材を獲得するには、確実に働き方の選択肢が多い方が有利です。日本中あるいは世界の人材を対象にすることもできます。

テレワーク含め新しい働き方を、戦略的に活用できる企業が増えることを願います。人材が資本と、あらゆるところで言われています。有言実行をぜひお願いしたいです。


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