「ミドルの転職」が、転職コンサルタントに聞いた「定年延長によるミドル・シニアの活用」についてのアンケート調査結果を発表しました。
50代を対象とした求人が増えていると感じている方は43%。
求人が増えていると感じている業種トップはメーカー。
求人が増えていると感じている職種トップは経理・財務・会計系。
求人が増えていると感じている企業タイプトップは中小企業。
求人が増えていると感じる理由トップは「若手人材の不足により、採用人材の年齢幅を広げざるを得ないため」。
50代の採用において企業が求める人に共通する特徴トップは「特定分野において高い専門性を持っている」。
現在の転職市場において50代雇用の流動性が高いと思うかトップは「どちらかと言えば高い」。
流動性が低いと回答した方の理由トップは「企業が50代の活用策を考えられていないため」。
ミドル・シニアの活用について取り組みを行っている企業の割合トップは3割。
ミドル・シニアの活用で取り組みが進んでいる企業タイプトップは中小企業。
ミドル・シニアの活用について多い取り組みは「年齢軸にとらわれない人事管理」。
50代の転職が徐々に増えてきている様子がわかります。
特に、人材が不足している中小企業を中心に広がってきています。
特定分野に高い専門性をもった人材が求められています。
50代以上の人材の活かし方は、まだスタートしたばかりで、高い専門人材が中心のようです。広がってくるのは、これからです。
50過ぎても経験、体力、知力もある方は大勢います。
シニアを雇用されているある企業幹部に聞いたところ、柔軟に考え、手が動くシニアが重宝されているようです。
年を重ねると難しそうですが、頑固にならず物事を柔らかく受けとめ、最初は手こずりながらも少しづつExcelに慣れていく、何とかできそうな気がします。
脳はいくつになっても、鍛えれば衰えないことがわかっています。逆に、言語力などは向上すると言われています。
人生長くなりましたが、一度きりであることは変わりません。
どうせ生きるなら、いろいろな事にチャレンジして、ワクワクし続けたいですね。
これからどんな転職市場になっていくのか楽しみです。