メンバーに現実を語る。全てはそこから始まる。

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ビジネス・マーケティング
僕はかつて、事業の見通し、難しい問題、各メンバーの現状レベルなど、厳しいことを言うとメンバーのモチベーションが下がるかもしれないし、聞かれてもいないのに暗い話は伝えない方がいいと思って、必要がない限りこちらからは語らなかった時期があります。

そうするとどうなるか。リーダーとメンバーとの間に壁ができます。それはそうですよね。メンバーからしてみたら、「何で言ってくれないんだろう。結局、自分達は信用されてないってことか」と思います。

かといって、毎日暗いことばかり言って苦虫を嚙み潰したような顔をしていたらチーム内の雰囲気が悪くなるだけです。そんな時は、厳しいことを話した後に、「だからこう考えてこうしていこう!」という方向性(道筋)を大きな声で明るく語るようにしています。厳しいから大変だと考えるのか、厳しいからやりがいがあると考えるのか。状況が厳しければ厳しいほど乗り越えたときの達成感が大きくなります。また、そんな時こそ、みんなで同じ方向に向かって活動するため、一体感が生まれます。

まずは厳しい現実をありのまま、変に飾ることなく全て本音で語る。強いチームづくりはそこから始まるのかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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