私がLPをチェックするときに最初に確認するのは、その商品の「一番の魅力」です。
一番の魅力がわかれば、おのずと読者のペルソナやそのニーズが見えてきます。逆に言うと、一番の魅力がスッと出てこないLPは、ペルソナがぶれていたり、訴求軸がぶれていたりするケースがとても多いです。
【魅力がいくつも出てくるときは要注意】
仮にオンラインフィットネスのLPをチェックするとして、「一番の魅力はなんですか?」という質問に「家で運動できて、適度な運動を無理なく続けられて、コスパもよくて……」とメリットがいくつも出てきた場合、「ターゲットが絞り込めていない・訴求軸が定まっていないのでは?」という目線でLPをチェックします。
もし「コスパの良さが魅力です!」と即答してもらえれば「ジムの会費が高すぎると感じている人がターゲットだな。コスパの良さをどう打ち出すかが課題だな」という目線でチェックできます。一番の魅力が絞り込めているかどうかで、その後の修正提案の粒度が変わるんです。
【魅力が絞り込めないときの考え方】
一番の魅力が絞り込めていないときは、「自分がこの商品・サービスを購入するならどこに一番魅力を感じるか」と想像してみてください。その時思い浮かんだポイントを軸に構成を組むのが、一番ブレが少なくて済みます。
自分が本当に「良い」と思っていないものをPRするのは、骨が折れるものです。LP作成の工程その1は「その商品・サービスの魅力探し」と言っても過言ではありません。
【実際の制作事例】
以前、宅食サービスのLP改修を担当しました。
既存のLPは、栄養・価格・ボリューム・メニューの豊富さなど複数の魅力を1つのLPで網羅しようとして、ボリュームが大きくなりすぎていました。
そこで担当者にヒアリングを行い、そのサービスの一番の魅力を「管理栄養士が監修しているからこその栄養バランスの良さ」と定めました。管理栄養士が監修している→塩分や糖質にも配慮している→食事に気を遣う人も生活に取り入れやすい、という軸で訴求を組み直し、ボリューム・メニュー数・価格については軽く触れるのみに留めました。
結果、LPのボリュームが半分程度になり、離脱率が低下したとクライアントから報告を受けています。「何でも伝えようとする」より「一番を絞り込む」方が、読者に届くLPになることを実感した案件でした。
【まとめ:LP設計は「一番の魅力」を決めるところから始まる】
訴求軸が定まっていないLPは、読者にとっても「結局何が良いの?」となりやすいです。まず一番の魅力を絞り込む。そこから始めることで、ペルソナも構成も自然と整っていきます。
LPの構造が気になった方は、診断サービスもご覧ください。