ストーリー型LPで結果が出ない場合、ストーリーにリアリティがないケースが多いです。
LPはあくまでも「読者の日常生活の延長」にあるべきもので、一発逆転エピソードやシンデレラストーリーを掲載しても良い反応は得られません。
【ドラマチックなストーリーがLPに向かない理由】
漫画や小説が好きな人ほど、ストーリー型LPにドラマチックなストーリーを詰め込もうとします。
「このサプリを使ったら、あこがれの人に告白されて、あっという間に結婚して、今とても幸せです」
「この化粧品を使ったら、どんどんきれいになって"整形したの?"なんて言われるようになりました」
こういったストーリーは夢のあるものですが、LPには向きません。なぜなら、読者が欲しいのは「今より少し良い日常」であり、「生活が一変するアイテム」ではないからです。
【静かで、穏やかで、ほんの少し希望が持てるストーリーがベスト】
LPのストーリーは、劇的である必要はありません。静かで、穏やかで、でもほんの少し希望が持てる内容がベストです。
劇的なストーリーは、自分ごとになりにくい。読んでも心のどこかでブレーキがかかって、自分事として感じられない。
LPを見たすべての人が「自分にもこんな変化が起こるかもしれない」と思えるような、ささやかな幸せエピソードがストーリー型LPを考える際のカギになります。
【実際の制作事例】
以前、中高生向け学習教材のLPのストーリーを修正しました。
元のストーリーは、赤点続出の生徒が教材を使ったことで成績がどんどん上がり、学年トップに→志望校にトップ合格→夢を叶えた、という流れでした。夢のある内容ではありますが、現実感が薄く、読者が自分ごととして受け取りにくいと判断しました。
そこで、以下のようなストーリーに組み直しました。
赤点続出→教材を使用→赤点科目が1つずつ減っていく→なんとか学年の上位半分に→三者面談で志望校合格も見えてきた→勉強に打ち込み、充実した生活を送っている
「学年トップ」や「トップ合格」ではなく、「赤点が1つずつ減る」「上位半分に入れた」という小さな変化の積み重ねにすることで、読者が「自分にも起こりえる話だ」と感じやすくなります。ターゲットである中高生やその保護者が共感できるリアリティを意識した修正です。
【まとめ:LPのストーリーは「ささやかな変化」で十分】
劇的な変化より、読者が「自分にも起こるかもしれない」と感じられる小さな変化の方が、ストーリー型LPでは力を持ちます。リアリティのあるストーリーが、読者の心のブレーキを外します。
LPの構造が気になった方は、診断サービスもご覧ください。