LINE公式アカウントの目的とアカウント設計を考えるコツ

記事
ビジネス・マーケティング

LINE公式アカウントの目的

業種や事業に関わらず、最大の目的は『潜在ユーザーをロイヤルカスタマー(常連客・アンバサダー)』にすることです。

そのためには、「売り込み」ではなく、中身のあるコンテンツが必要です。

「売り込み」だけでは買う人が買うだけで、買うか買わないか迷っている人を「買う人」にするためには、より魅力的なコンテンツを提供する必要があります。

そして、買ってくれた人を「次も買う人」にすることがとても大事です。

LINEで繋がっている場合、このように潜在顧客を顕在顧客やリピーターにできることが、LINEを使う大きなメリットになります。


アカウント設計の手順

アカウントのコンテンツ設計には、以下のフェーズがあります。

フェーズ1.友だちを集める
LINEに登録する理由をつくり、集客用のコンテンツを提供する必要があります。そのためには以下のようなコンテンツが考えられます。

・友だち登録特典
・顧客にとって便利な機能、うれしい機能、使ってみたい機能
・気になる情報、知りたかった情報、役に立つ情報
・得するインセンティブ、クーポン など

フェーズ2.顧客について把握する
登録したのはどんな友だちかを把握し、顧客分類用コンテンツを提供することが必要です。そのためには以下のようなコンテンツが有効です。

・興味・関心ごとのメニュー
・話題・情報
・アンケート

なぜ、顧客について把握することが必要かというと、コミュニケーションが雑になるためです。全員に同じメッセージを送ってしまうとブロックされ、その人に不要な情報を送るとブロックされてしまうからです。

フェーズ3.顧客とやり取りをする
顧客にファンになってもらい、リピーターになってもらうためには、顧客育成コンテンツを提供することが必要です。

・話題・情報(商品・市場に興味をもってもらう。トレンドを伝える)
・友だちになり続けているとメリットがあると伝える(体験してもらう)
・販促キャンペーン

どんな情報を知ったらファンになってくれるのか、どんな体験をするとファンになってくれるのかを考える必要があります。それがわかれば、そのポイントに誘導することができます。

まとめ

LINE公式アカウントの目的は、潜在ユーザーをロイヤルカスタマー(常連客・アンバサダー)にすることです。そのために、「売り込み」ではなく、コンテンツの魅力を高めることがポイントです。アカウントのコンテンツ設計する際は、友だちを集めるフェーズ、顧客について把握するフェーズ、顧客とやり取りをするフェーズの3つのフェーズに分けて考えることで、設計しやすくなります。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す