山下公園の帰り道、急に娘が「おとうさん、ここに龍がいるから取ってこなきゃ」といいだし、中華街の媽祖廟に立ち寄ることになりました。娘によると龍は人間のオーラの調整に一役買っているんだそう。わたしには色とりどりの綺麗なお寺だなぁという印象しかなかったのですが、参拝後、検索してみたら、台湾に渡った算命学の一派が天上媽祖算命学と銘打っているそうなので、あながち自分と関係がないわけでもないんだなぁと思って、ご縁を感じました。
ちなみに台湾の算命学は、陽占の名称が違うそうですよ。
さて、算命学でいわゆる上格と言われる宿命(世の中のヒエラルキーの上の方にエレベーターで上がる宿命)は、天の位置に第一守護神、第二守護神が並んだ形をいいます。その守護神の根っこがしっかりしていれば(強力な守護神なので)守護神帝王ともいいます。
でも、そうだったからといって何がいいのか、具体的にどう言うことなのか、鑑定された側からすると、イマイチわからないですよね・・。w
結構、普通の宿命の人でも一つくらいは天に守護神があったりします。でもだからと言って、成功者かというとそれはまた別問題。守護神を持っているとされていても、その守護神をちゃんと稼働させられるかどうかは別・・。
そう、守護神があってもそれを生かす条件をこえないと、なかなか持っている守護神は発揮されないんですよ。
運など意識せずともツイていたレベルから、それを意識化して生かしていくことによって、守護神は強力にその役割を果たし始めます。
無意識に使っているより、意識的に使った方がいい、と言うことです。
宿命を知って自分の使命を悟る、生き方にある種の覚悟を持つと言うことですかね。w だからツイていても、プロファイリング(鑑定)は大事なんですよ。
そしてもし、あるのに守護神をちゃんと使えてないとしたら、使えるようにするために、こころ(意識)の調整も必要。
例えば、父親が守護神ならば、父親との関係を見直す、とか父親にありがとうの気持ちを持てるようになるまで、自分の心を整理しなくてはならない、といったようなこと。そういう努力が守護神エネルギーを通す自分のパイプの通りを良くすることになるんです。
忌神を持つと言うことは、もう一つにその分野で今世自分が乗り越えたい課題がここにあると言う意味がありますが、守護神はその課題をすでに前世でクリアしているので、恵まれ、スムーズにことが運びやすい分野という意味があります。
カルマというのがどういうものなのかは、いつかご説明させていただきますが、とりあえず今日はこれくらいにしておきます。
さて、守護神が透干し、守護神帝王を持つ場合はどんな特徴があるのでしょうか。
・・・これは、実体験を語った方が早いかもしれません。w
実はわたしの娘は、最上格の宿命で生まれています。その日干支にとって、これ以上ないと言われる守護神が揃う形です。
最上格の子供とは、どんな子供なのでしょうか。
ブログ記事でもちょいちょい出てくるように、彼女は非常に魂の次元が高い子供です。そんな彼女、難産で生まれましたが、生後二ヶ月ですでに意味を持った二語文を話していました。お子さんのいる方ならわかると思いますが、実際話し始めるのは普通は2歳くらいなんですよね。だから異常に発達が早い子供でした。
今のコロナワクチンへの自分の立場にも繋がるのですが、
その後何ヶ月かして、娘は体内に炎症を起こし、小児科の医師に点滴を打ってもらうことになりました。すると、そこから娘が一言も喋らなくなりました。言葉の発達が突然消えたんです。
それで予防接種はこの子の体質には合わない。と直感し、副反応や障害を起こす可能性を考えて、それ以来どんなに小児科医に責められても、一切の予防接種を打つのをやめました。
(成長後、遺伝子組み換えが混じる食べ物にも、あらゆるものにアナフィラキシーショックを起こすようになったので、その判断は今でも間違っていなかったと思います。)
アレルギー過敏性が高く、無農薬、上質な食べ物やオーガニックなどにこだわらなくてはならず、畑を借りて、自分たちで自然農をしたり、取り寄せたりして娘に食べさせることになりました。
そして、一歳でベビーサインを覚えて、親と複雑な会話をするようになりました。
娘の発達の速さは本当に異常で、2歳の時には、自分で台を運び、子供用便座を敷いて、一人でトイレをしていましたし、自分で自分の布おむつを干したり、生協の料理キットを使って炒め物など、(ままごとではなく台所で本当の)夕食を作ってくれてもいたんです。うまくおさまらずに毎回イライラしていた私に、手振り身振りでオムツの正しいしまい方の指導までしてきたことがありました。実際うまく収納できるようになったのは驚きでした。
3歳の時には、映写機の原理を自分で見つけだし、新しいおもちゃを工作していました。4歳で、太陽系の惑星模型を製作。自然科学や生き物に強い興味を持っていました。5歳になってからは、園で起きている先生による子供達への虐待について、私に通報するようになり転園を希望します。インターナショナル幼稚園に行きたいと言いだし、6歳になってからはたった半年で英語での日常会話をマスター。いまは中学生より話せます。一応、ギリギリ、知能テストでも、いわゆるギフテッド・キッズにあたります。
・・そう書くと、できる子供の自慢かと思われると思いますが、実態はとてもそんな気楽なものではありません。
成長曲線から大きく外れているが故に、なんでもマスターするのが早く、しばらくすると飽きてしまい、大人の矛盾に悩み、環境とすぐに合わなくなる。あちこち転園するためにかかった入園金のお金は・・考えたくないほどです。
ギフテット・キッズの親子のドキュメンタリーやメンサのひとたちのインタビューをyoutubeで見たのですが、その大変さに強く共感しました。
最上格の子育ては、一般的な普通の子育てが全く通用せず、手探り状態。
親が発達学を一から独学し直さないと、とても自分の子供を理解できなかったというのが本当です。
パートナーとともに苦しんだ、異常に大変な子育てでした。
なにより、正直、こどもとして素直に可愛いと思えたことがなかった・・。
何十年も年上の威厳ある大人のように振る舞う赤ちゃんを、怖いと思うことはあっても、赤ちゃんとして可愛がることがどうしてもできなかったんです。
だから娘は、昔、私のことが嫌いだったそうです。
「なんて冷たい親だろう」と思っていたのだそう。
いいえ、可愛がりたくても、宇宙人のようで、受け入れるだけで精一杯だったんですよ・・。(下の子ができて、それがはじめての普通の子だったので、こどもを可愛いと思えてホッとした。)
さらに幼児期は霊能力が非常に強くて、大人が心の中で考えていることを読み取って、その先回りで動く赤ちゃんでした。いたずらは、親の裏をかくわけです。そしてそれを楽しんでいる。すべてが親の「予測」を超えた行動で、寝ている時ですら何が起こるかわからない不安を抱えさせられていました。
365日、世話係としては、全く気が休まることがなかったんですよ。
オーラや不思議世界を語る子供、そして大人のような意識の幼児に、エゴを含め、正確に自分のすべてが見透かされて指摘されてしまう生活は、まわりの人に相談したり説明できる類のものでもありませんでした。
違うケースは存在しているはずなので、最上格だからと言って同じ出方になるとは限りませんが、とにかく最上格の子供は、親にとって迷いの連続、本当に苦しい子育てです。次元が高すぎて、自分の枠の中にはまらない子供。
本能的に上をめざしている子供だというのは、親でもわかるからこたえなくてはならない。親のほうが頑張らせることは一切なく、自ら高みを目指して進んでいこうとする子供だから、理想に向かって最高のものを要求してきます。
だから親は普通と普通でない世界の板挟みになります。
楽しい子育てとは言い難いですよ。発達が違いすぎて、同世代の親たちと子育ての悩みや感動を共有することもできませんから、孤独な子育てです。
そうだ・・w「赤ちゃん育てるのの、なにがそんなに大変なの?」とすでに子供が巣立った方に上から目線で呆れたように笑いながら言われた時は、瞬間本気で殺意を覚えましたね・・。きっと、重度のアレルギーや障害や先天的な病気をもった子供を育てているお母さんたちも、きつさ、辛さをうまく説明することができずに同じように迷いながら育てているんだろうな、周りへの理解を求めるのが苦しい状況なのだろうなとおもいました。
今は引退されている算命学の東の大御所には、生まれた時「この子には全てにおいて、最高の教育を与えなさい。この子は成長したら、頂点に上がっていき、世の中に大きな影響力を与えていく人間になる。この子の判断ひとつが多くの人に影響をもたらす。だからこそ人格教育を怠ってはいけない。」と真剣な顔で言われました。
つまり、最上格の子供は、世の中の上方に上がって役割を果たすので、もし上に上がれなければ、人生の潰しが効きません。上に立つものとして育つ環境に恵まれなければ、自然淘汰される(なんらかのアクシデントで死んでしまう)可能性が非常に高い。だからこそ、育てる親の責任が重いのです。
でも、もし子供が生まれる前に、自分が算命学を学んでいなかったら、おそらく自分の子供が最上格の宿命だとはまったく気がつかなかったと思います。
そして、自分にとって子供は最大最強の忌神ですが、こういう形で宿命を解消することになるとは、予測もつかなかったし、さらには、ここまで子供の教育に詳しくはならなかったと思います。
そうかんがえると、算命学とは本当に不思議なご縁なのです。
逆に、娘がこの親なら、この宿命を生かしてくれると思ったからこそ、わたしのもとにうまれてきたのだとも思います。
インドネシア・バリの神官は霊能者なのですが、彼にも「この子は、一族の総決算のような子供になる。非常に優れた人格を持っていて、彼女を育てるために親はすべての犠牲を払わなくてはならない。」と言われました。
人神さまであるインドの聖者には、娘は自分から話しかけていって、そばに呼ばれて膝に抱っこされ、特別に祝福された子供でした。
大阪のチャネラーさんには、「この子はこの日本で大きな役割があって、グループで生まれてきている仲間たちと協力して・・育つのは海外だけど、日本に戻って役割を果たす・・。」とも言われました。
不思議な子供であることは間違いないです。
きっと子供の成長後、その意味がわかるのだろう、と思います。
さて、一般的に最上格の子供が生まれると、経済的には豊かになります。
実際、親が仕事で高く評価されるようになり、世帯収入は上の子供が生まれてからいきなり2倍になりました。
しかし、実はこの収入は、最上格の子供の宿命が運んできた収入なんです。
上に上がることが決まっている上格のこどもは、そこに至るまでに教養や経験を含め、多くの教育を受けなくてはなりません。ですから、その教育費のために、親の経済が一時的に恵まれるという現象が起こります。
上格の子供の教育費のために使うものなので、子供が巣立ったら、たちまちその経済的な豊かさは消えますし、お金を子供の教育のために使わなかったら、経済的に恵まれることもなくなります。
実際に、子供が日本の幼稚園をやめたいといいだし、海外の保育施設に行きたいと言いだした時や、数十万単位の高い教材が必要になった時、うちにはそのお金がありませんでした。しかし、それを決断する時、突然ずっとあがらなかった給料のベースがあがるといったようなことが起こりましたね・・。しかも、その金額がちょうど、その園費ぴったりだったり。娘が、これを学びたい、とか必要だとすることをやろうとする時、我が家では、たびたびそんなことが起こります。
でも娘の教育環境のために起こっている出来事なので、自分たちが豊かになってるわけではないのがミソですね・・・。そのお金は余ることもなく、ぴったり。入りも大きいけれど、出も非常に大きい。すべてがこどもの教育費にぴったりそうように消えていくんです・・。(汗)
そして、もう一つの特徴は、上格の子供には優れた教師や教育施設が、突然出現するということ。なにかをマスターしてその環境から学び終わり、成長が伸び悩むと、その分野で最高の教師や習い事施設が急に通える範囲の近所にできる。例えば、急遽引っ越すことになって、何も考えず行った先の地域の学校は教育実験校。公立の中でも私立と見まごうばかりの特別な設備の整った教育水準の高い学校だったり。意識しないでも、娘はなぜかそういう環境と縁があるのです。
子育ては壮大なボランティアだと思います。
私とパートナーは、子供が忌神です。人生、生きやすい宿命でもありません。
ですから、長く子供を持つことを躊躇してきました。
鑑定士さんもやめたほうがいいと言っていたし、忌神だから、子供はきっと問題を持った子であるに違いないか、育てにくい障害などを持っている子ではないか、という恐れもわたしたちにはあったのです。
現実面でも、子供を育てられる環境にはなかった。
考えてもいなかったところへ、子供を持ちなさい、とアドバイスをくれたのは、算命学の東の大御所の先生です。
「苦労をうけとって、今以上の次元の人生を開け。」と。
そのメッセージを受け取った月は、自分の子供を表す年干支と同じ干支でした。子供からのメッセージだったのですね。
そして、子供をもつと自分たちで覚悟を決めた時、こういう形で苦労する子供が生まれました。そして子供の宿命が、親の人生の流れを押し上げました。
上の子も下の子も、不思議な子供達でなかなか苦労しますが、乗り越えた時の感動はあります。そして純粋でおおきい愛を親に注いでくれます。
この子たちがいないということは、もはやとても考えられない。
ですから、もし、あなたが子育てが苦しくなるという宿命であっても、子供を持ちたいという気持ちを持っているのなら、ぜひ諦めないでいただきたいと思います。宿命は、自分の宿命に固定されているだけではありません。
子供によっても大きく変化を見せるのですから。
そして、夫婦の天冲殺を避け、自分の守護神の年を狙って産んでください。
悪いようにはなりません。
そもそも、家族全員で、宿命を分け合っているのです!
家族というソウルメイト全員で、一緒に人生を作り上げていく生き方も、また素敵だということを今日はお伝えしました。w